『買わざるを得ない状況』てありますよね。買い物中に商品を落とした時とか、洋菓子を注文して職人さんが徹夜で仕上げてくれた商品とか、自費出版するなら買いますと言われましたので、3000冊作りました、1人1000冊単位でお願いね、等の『買わざるを得ないような状況』


いや、おかしいの混ざっとんで。


物干し竿の移動販売に関する相談が急増しているそうです。近畿地方の主婦は、『2本1000円』と宣伝しながら巡回していた業者に、1本15800円を請求されました。値段が違うと抗議すると、長さを調節する為に切断したから解約は出来ないと言われ約30000円を支払いました。他にも物干し台を売られたり、脅されたりと、消費者を買わざるを得ない心理状況にする手口が多いそうです。


断わられへんのけ。


記事にある近畿地方の主婦のような場合は、不利益事実の不告知、不実の告知、虚偽の説明、どれかに該当するかもね。民法では錯誤、詐欺、強迫も付けときましょ。でも実際、断れないものですよ。被害者の8割以上が女性や中高齢者です。因みに平均契約金額は65000円。


六万五千円って、そんなん明らかに詐欺やないけ。


そだね、こんなのが商売としてまかり通るのなら今頃僕も自費出版でボロ儲けよ。


お前が言うたら冗談ぽくないねん。


国民生活センター
事実は小説より


奇なり、な。


えなり。


もうそれでええわ。


それが被害者の心境ですね。


『竿竹』はサービス料別で『竿』だけが二千円やったとか。


猿知恵はその程度か。


週末やからな。