時事談義

20日の参院予算委員会で、民主党石井副代表主催の『漢字テスト』が行われました。文芸春秋の昨年11月号に掲載された麻生手記『強い日本を！私の国家再建計画』から12問を出題。就中。唯々諾々。揶揄。畢竟。叱咤激励。中興の祖。窶し。朝令暮改。愚弄。合従連衡。乾坤一擲。面目躍如。僕は全部読めました。しゅうちゅう。


就中って書いて、ナカンズクって読むんやで。


石井副代表は『相当高度だ。あなたの漢字力で届くか。誰かが書いて、あなたが承認したのではないか』と質問。これに対し麻生氏は『期待を裏切るようだが、書かせていただいた。読みにくいのは身を『窶し』ぐらいじゃないか。あとは皆さん普通お読みになれる』と答えた。石井氏は『もしそうなら、なぜ未曾有を「みぞうゆう」、踏襲を「ふしゅう」と言うんだ。おかしい。強弁だ』と反論しました。


なんの話やねん。


ですから、昨年文芸春秋に掲載された『強い日本を！私の国家再建計画』をほんとに麻生氏が書いたのか、て話。


いや、せやから補正予算や消費税や言うとる今に、なんでそういう話をしとんねん。


文芸春秋の麻生論文には『私は決断した。国会の冒頭、堂々と私とわが自民党の政策を小沢代表にぶつけ、その賛否をただしたうえで国民に信を問おうと思う』って文があったの。これって解散じゃないのかって騒動があったわよね。


時事談義でやってないネタは知らん。


石井の狙いはただの漢字テストじゃなく、沈静化した麻生論文の再燃じゃないかしら。


深読みし過ぎやろ。


昨年二月、富山市内の病院で女児を出産した女性が、立山町に出生届を出しましたが、名前が読めないと受理されませんでした。稀星と書いてキララ。読めませんて。


ほいでお前は何の話をしてんねん。


日本漢字能力検定協会が過去五年間で約2000000000円の利益を上げている事がわかりました。公益事業で利益を得ることは原則禁じられています。文部科学省は緊急の立ち入り検査を決めました。因みに、こりん星人ゆうこりんは漢字検定三級に合格してるそうだ。


あの小娘、意外とお利口さんなの？


オチあるんやろな。


畢竟は合従連衡を繰り返すだけの派閥政治が民心読まずに国会愚弄。


読めるオチにしてくれや。


オチは読めないからオチなんだ。


その『読む』やなくてやな。

13日夜、2008年度第二次補正予算案と関連法案が衆院本会議で、賛成多数で可決、参議院に送付されました。給付金撤回を求める民主党、自民党に離党届を提出した渡辺喜美元行政改革担当相は採決直前に退席し、採決を棄権しました。民主党は参議院での審議を当面拒否する方針。僕は給付金見越して購入したデジカメを売却する方針。


衆議院で可決したんやったらガソリン税ん時みたいに、もう成立したようなもんやろ。


予算の場合は日本国憲法60条2項。
『参議院で衆議院と異なつた議決をした場合に、法律の定めるところにより、両議院の協議会を開いても意見が一致しないとき、又は参議院が、衆議院の可決した予算を受け取つた後、国会休会中の期間を除いて三十日以内に、議決しないときは、衆議院の議決を国会の議決とする。』


両議院の協議会ってなんや？


両院協議会と言いまして、衆議院参議院からそれぞれ10人ずつ出しての話し合い。結局は『衆議院の議決を国会の議決とする』となる。


ほな給付金出るんやろ？


んな金、どこから出すのだね。


どこからて、ワイの財布からは出えへんど。


予算関連法案『財政投融資特別会計からの繰入れ法案』は60日経たないと、みなし否決は出来ません。国会法68条『会期中に議決に至らなかつた案件は、後会に継続しない』んだ。


会期終了まで粘ったら民主の勝ちっちゅうことやな。


それだと、与党は案を出しましたが野党が審議に応じず仕事が進みません。となるね。


与党野党ってなんの為にあんのや？潰し合いするためけ。


世間では対立する勢力があれば好敵手と呼び、切磋琢磨して向上に励むものですが、政界では審議不要な小細工に精出し、責任転嫁の準備に大忙しです。ごめん、風邪ひいて熱あんの。


マジでか。


続きはいつか。


なんかパッとせん終わりかたやの。