21日に長崎県知事選がありまして、自民公明両党が支援した中村法道氏が当選しました。民主社民国民新党が推薦した橋本剛氏は九万票差をつけられての落選。鳩山首相や小沢幹事長が原因だとか現政権に対する不信等と原因は様々言われていますが、結局候補者の人柄や経歴云々より党の印象のが重視される選挙に意味があるのか、そんなら僕でも良いではないか。


自民寄りな奴は民主党の推薦は受けへんやろ。中村って前副知事なんやろ?無難なとこやと思うで。


元農林水産省改革推進室長も前副知事には負けず劣らず御立派な肩書きだと思いますが。


農林水産省室長って、それ官僚ちゃうんけ?


お気に召さんか。


脱官とか言うとった民主党が官僚を推薦ってどう言うこっちゃねん。


官僚から脱した候補者、脱官ですよね。脱サラみたい。


いやいや、意味ちゃうんちゃう。


なんの改革を推進する室長なのか知りませんが、脱官僚の改革推進室長でいいのではないかな、落選したんだ語るに忍びない。


お前が話ふったんやでの。


民主党石井選挙対策委員長が面白い日本語を披露しました。世間、政界、民主党がどう反応するかを観察してたのですが、27日現在、続報なし。民主党からの返答もなし。


鳥取島根は日本のチベットって言うたやつか?


民主党推薦知事候補者の決起集会で石井氏はこう話したそうだ。『時代に逆行するような選択を長崎の方がされるのであれば、民主党政権は長崎に対し、それなりの姿勢を示すべきだろうと私は思います』


なんどい、脅しかい。


時代に逆行だとか、それなりの姿勢だとか表現が朧気なので、断言は出来ませんが公職選挙法第221条、買収及び利害誘導罪の可能性がありますね。


可能性っちゅうより、民主党推薦の候補に投票せえへんのやったら、どうなっても知らんでって脅しにしか見えんがな。


それなりの姿勢を示す、ですよね。鳩山首相は以前首相辞任について、多くの人が辞めろと言うなら、かじりついてもやりたいと言うわけではないと話していました。国民の声は尊重すると。党首の言葉は党の方針、小沢式で言えば『反対でも賛成しろ』と言うことで、つまり石井氏の言葉にある『それなりの姿勢』は、総辞職の準備を意味しますね。勿論『民主党政権は』と政府の看板出してんだから個人的失言で済まされるはずもないのです。県知事選挙にそこまで賭けていたとは選挙対策委員長として天晴れな覚悟です。


その解釈はちょい強引過ぎるんちゃうけ?

後編