偏食主義な僕に給食は正に拷問でした。チーズ嫌い、野菜嫌い、果物も殆どダメ、基本的に和食がお口に合わない。給食以外では主にポテチと炭水化物が主食でした。しかし御覧なさい。この鍛え抜かれた肉体を。


石膏ぽいよな。


失敬なッ。栄養も大切ですが、子供の頃に鍛えておきたいもの、それは精神力。食べられないものを食べられないとするのではなく、食べられるまで諦めない粘り強さ。昼休みが終わり、授業が始まろうとも教科書ではなく給食が机を支配している屈辱、そして教師との根比べ。意地でも食べないと決意する負けん気。仲の良くない奴が冷やかすのです『そんなものも食えないのか』ムカッとして対抗するように発揮する根性。食べ切れた達成感。生まれた友情。給食は人生だ。


お前は雑食のくせに好き嫌い多いよな。


食べられないのではなく、意地で食べないのです。揺るぎない鋼の意志です。



と、ここまでは給食費滞納の時事用に書いたものです、懐かしかろう。
なんで今更そんな古いの引っ張り出してくんねん。


間が持たない。


ワイはいけるで。


では、時事です。
20日の夜、北九州で女性が飼い犬の散歩をしていたところ突然猿が犬に襲いかかりました。猿は自宅まで逃げた女性を追いかけ、再び犬に飛びかかり、犬を庇おうとした女性が右腕を咬まれ2針縫う怪我をしました。5月から猿の目撃情報が相次いでいて警察で注意を呼びかけています。


2針縫うんて、重傷なん?


縫うこと自体、軽傷ではないよね。


気ぃつけなあかんな。


そだね。


駆除とかされんの?


それはわからないけども。


猿にも事情があんねんで。


承知しております。


間が持たへんで。