時事談義

第45回衆議院議員選挙の選挙人名簿登録者は104344170人で投票率が69.28％。死票が46.3％ですから、3人中1人の支持が多数派として扱われ、3人中2人の意思は切り捨てられる。民主党圧勝はまんざら嘘ではないが、3人中1人の支持を国民の総意とは言えまい。


まぁ民主党あかんかったら自民党みたいな雰囲気はあるから民主党も危機感持ってやるんちゃうか。


自民党は谷垣氏が総裁になりましたね。麻垣康三の垣の人。南瓜、人参、じゃが芋、今年は胡瓜。


太郎ちゃんはトマトって感じよ。


多年草はおらんのかい。


亀井静香金融相がモラトリアム法案提出意向を示しています。庶民的且つ日本的に言うと中小企業の借入金や個人住宅貸付金等の返済猶予制度。猶予は三年。


銀行は三年間金利だけで経営せえっちゅうんかいな。


亀井氏は『金利も猶予の対象として検討する』と話してますね。


そんなの貸し渋り増えるだけでしょ。


民主、社民、国民新党の三党連立政権合意書には『中小業に対する貸し渋り・貸しはがし防止法を成立させ、貸付債務の返済期限の延長、貸し付け条件の変更を可能とする』と記されているそうです。銀行は手錠足枷つけられ身包み剥がれる感じ。寒くて凍死しちゃうかも。


じゃあ少なくとも中小企業にとっては資金繰りが楽になるのかしら。


ワイが金貸しやったら『貸しはがし防止法』成立する前に回収すんでな。ワテの切り取りは少々エグおまっせぇ。


あんた鬼ね。


貸すだけで返済がないのだから銀行の資金繰りが難しくなりますね。不良債権が増加すれば、自己資本比率が低下し、銀行に危機感抱いた人達が預金引き出しに殺到、倒産、御愁傷様。


でもそこは素人にはわかんないカラクリがあるんじゃない？


税金で穴埋めとかちゃうやろな。


亀井氏は銀行株急落について『私が言ったから株が下がるほど脆弱な銀行は、銀行業を営んでいる資格がない』と話していますね。僕には、返済猶予制度で経営が逼迫するような銀行は銀行業を営んでいる資格がない、と聞こえる。因みに亀は両生類ではなく爬虫類。


せやけどなんぼ金融大臣や言うても亀井だけで法律は成立せえへんやろ。反対も多いみたいやし。


モラトリアム法案-後編-