雪女の記憶の断片

理想郷

お金とか気にせず、カロリーを気にせず、好きな時に好きなだけ好きな物を馬鹿ぐいしたい。ラーメンやらケーキやらカロリー高いの色々。

好きな時に好きなだけ好きな事をしたい。夜中にずっとゲーム、夜中に油っこいもの食べてはしゃぐ。

永久に何も悩む事のなく傷つく事もない世界に行きたいもんだ。

…理想郷。

この世で生きてる限り外国へ行こうが宇宙に行こうが誰もいない無人島へ行こうが、険しい現実からは逃げられないし隠れる事も逃れる事も出来ない。

落ち込んでいようが泣きわめこうが死にそうになろうが、それでも生きるために戦わなきゃいけない。生きてる限り死ぬまで。

険しい現実から逃れられるのは死んで無になってから。

険しい現実から、戦う事から目を背けたい。けど死ぬ気はない。

どうしたら、強い戦う力が手に入るのか。それさえあれば何も怖くないのに…。