じょうほう

情報を、得るということ。

Twitterを辞めた。
イーロンが買う前からも、もう何千回何万回も「やめるぞ!!!!」て思っていたんだけど、いよいよ踏ん切りがついた。
争いの絶えない地になってしまったと思った。いつも誰かが誰かを叩き、僕がまだ学生の頃くらいまでは、学校だけじゃなくてインターネット上でも「インターネットの画面の向こうには生きたひとがいるんですよ」みたいなことよく言われていたけど、最近はその言葉も聞かないなと思った。学校では今もそう教わるかもしれないけど、僕たちにはインターネットに人が溢れていることが当たり前になりすぎたなと思う。

僕はそんなに善人ではないけれど、それにしても、人が人を裁こうとしすぎだと辟易した。相手が芸能人だからとか政治家だからとか、白人だからとかアジア人だからとか、男だからとか女だからとか、一般人だからとか関係ない。なんなら叩く対象がTwitterをしていなくても(電車内でどうのこうのだとか、ファミレスでどうのこうのだとか)、人が人を裁こうとする。
僕はそれがちょっと、もう嫌だなあと思った。嫌だなあのゲージがちょっとずつ溜まって、「もう無理だな」のラインに達したのでさよならをした。

SNSくらい、何も言わずにやめろとは思うのだ。もう三十路だし……。「Twitterやめちゃうからね!」といちいち宣言するのは女子中学生とか女子高生みたいだなとは思う(これは差別的発言)。でも15年近くやっていると、「SNSなんか」とも言いきれないのである。Twitterをやめれば長年の関係が切れる人もいるという覚悟を持つ必要があった。環境が腐っていても人との出会いはありがたい、別れはつらい。
書いてて、己が老人臭くなったと思った。みんな行き着く先は同じなのかも。それはそうか。バイバイ。

それはそれとして、もう昨日から完全にブルースカイに移行したんですよ。
そしたら全然人がいなくて。笑っちゃうくらいだった。著名なイラストレーターのイラストにも45いいねくらいしかつかない。万バズなんてとんでもない。
タイムラインはずっと止まっている。止まっていてびっくりしたけど、でもなんか、ちょっと前まではTwitterでも、深夜の2時から5時くらいは全然タイムラインが流れなくって、たまにポツリとフォロイーの誰かが呟いて、「あ、起きてる」と少しほっとしたりした。
今は深夜帯でも「おすすめタイムライン」に投稿時間に関わらず未見のツイートがずっとずっと流れてきて、別に嫌なら読まなければいいんだけど、嫌なら見るなと言われても人間ってそこにあれば見ちゃうじゃないですか。そんで、楽しくなろうが不快になろうが結果別にどっちでもいいんだけど、情報が常に流れてくるってこと自体がそれなりに不快だったのかも。と思うなどした。
ブルースカイ、全然タイムライン流れない。流れなくて、さすがに「おーい!誰かいませんか!」て大声出しちゃいそうになるけど、今は別にそれでもいいかって思ってる。暇になったら泣くかもしれないけど。