2013-6-16 00:55
教育実習終わりました。高校生こえーと思ってましたが、奴らはくそ可愛いです。でもまあ、時々、宇宙人みたいだなーとも思いました。「先生!96って数字についてどう思いますか!?」と、「先生!琵琶法師ってお坊さんなんですか?!」という発言が最強だったかな。
最後には、また来年も来てね、今度は試験に受かって本当の先生になって来てねだなんて言われて、先生になることを諦めかけていた僕はやっぱり、教師になりたいかもなぁと思ったます。
楽しい楽しい実習が終わり、月曜からまたデータと睨み合う日々だと思うとちょっとしんどいどころじゃない。大学院生にでもなろうかなと思ってたけども、院行かないで、非常勤ででも教師やろうかな。
僕は、教壇に立って、生徒を眺めたときに、「ああ、わかんねえ」と思いました。彼らの気持ちがわからぬ、顔をこちらに向けつつも、話を聞いてないんじゃないかだとか、いつも決まって寝る奴はなんで寝るんだろうか、俺のことが嫌いなんだろうかだとか、得体の知れない連中と向き合っている気分になって、「もう僕は、高校生じゃないんだな」と感じた。
ちょっとさみしい。
生活指導に捕まったり、センター本番の漢文で0点取ったり、後夜祭サボったり、陸上競技大会サボったり、下校時間オーバーして居残って学校に閉じ込められたり、物理の先生と風俗街通りかかって(通路として通っただけ)先生をからかってやったり、先生にちょっと高めのイタリアン奢らせたり、いろいろな理由があって他校の男子生徒に待ち伏せされたり、ボコられそうになったり追い回されたり、生徒指導の先生に呼び止められたのに逃げたり、彼女いるのに他の女の子に現を抜かしたり、友達の家で泊まり込みでコミケに出すコピー本作ったり、出会い系サイトで年下の女の子引っ掛けて会ってみたら振られたり、放送部の隣で音波実験やってて放送部に嫌われたり、生物室のウーパールーパーを陸に上げて変形させたり、芸大に侵入してアニメ作ったり、本当にまあ、いろいろと、いろいろと、馬鹿なことをしたなぁと思います。
こんな馬鹿なことは、高校生に話しちゃいけないっていうんで話せなかった。一生懸命に勉強したことなどを話せと高校側の先生に言われていた。しかしね、ぼくは、こういうことはまあ、高校生のうちに、やっておけばいいよってもちょっと思うんだけどもね。
それにしても、「あんなに、変なことばっかりやってきたのに、よくもまあ、偉そうに教壇に立てるもんだなぁ」と不思議な気分でした。しかも教えた範囲は漢文。ぼく、センターの漢文0点だったんですけど。
高校生との会話も、バカみたいな会話だったなぁ。
楽しかったなあと思います。
謎のマドレーヌ事件もあったし。
謎のマドレーヌ事件については、また明日。