誰も見ていない

君たちはもう忘れたかもしれないけれど、僕はずっと覚えている。覚えているというか……気にかけてはいる。僕が忘れたら、きっともう誰も僕を知らなくなると思う。どうでしょうか……君たちは覚えていますか。覚えていなくていい。もし覚えていたら、早めに切り捨ててほしい。早くしてね

もう何年も、こんな話ばかりしているからいっそ辞めてしまえと自分でも思う。でもやっぱり此処が落ちつくので……知らんけど……疲れる。インターネットに、ひとの居るというのは。知らんけど。嫌すぎる。でもあなたがたの事が好きで好きでたまらなくて、それで、こうして、此処で、こう、嫌になってる。嫌すぎる。煙草を吸いたい。もう何年も、そう思っている。

喫煙は緩やかな自殺だと思っていた時期がある。今もそうかもしれない。肺がんにでもなって、老人になって腰が曲がって入れ歯になる前に死にたいと思うのだけど、老人にならなくても、腰は曲がり歯が数本入れ歯になってしまった。ただでさえ身体が嫌なのに、これ以上嫌なことが増えないでほしい。
身体は嫌いですけど、あなたがたの事は好きです。
好きですけど、疲れる。それとは別のことで。日々疲れていると思う。好きな人に、好きな人々に、平和に接することができない。ごめんねごめんなさいねって言うけど、僕は好きな人たちのことを自分の体の一部と思っている節があるので、好きな人たちを傷つけて自傷代わりにしてるのかもしれない。そんなことが許されますか許されません許されませんよそう言って自分を精神世界で罰するのが自傷みたいになってて、本当に疲れる。嫌すぎる。一度憂鬱を味わった人間は一生憂鬱に追い立てられないといけないですか。腹が立つ。

腹が立つとは。毎日怒ってばかりだ。美しいもののことを、可愛いもののことを、楽しいと思えることを、そういうものばかりを考えていたい。嫌すぎるだとか疲れるだとか腹が立つだとかは、もう嫌なのです、疲れるし、腹が立つから。

やっぱコレだねコレコレ、コレがいちばんの睡眠導入になる。早く寝たい。もしかしたら今日は寝ないかも。嫌すぎる疲れる腹が立つ