ふたりの手は冷たいけど、

(ブログ閉めるとは言ってません)

3月の拍手のお返事
中学生のころから此のブログが好きだと言ってもらえてほんとうに嬉しいです、千年の恋も冷められてしまわないようにつとめます(恋)


色々ありまして体調不良で仕事を長期間休職することになりました僕です。
今まで体験したことのない体のきつさに毎日毎日泣き言をいっています。ほんとうにつらくて仕方がなくて、生きる希望もゴリゴリ削られても、鬱だった頃のような思考にはならず、うつ病というのは思っていたより特殊な思考回路になっていたんだなあと妙に感心します。

体調がしんどくなり始めた頃は、体が思うように動かないので非常に怒りっぽくなっていました。
今もまだちょっと短気ですが、休職が決まってからはずいぶん落ち着いた。

例えば自閉症のひとがうまくやりたいことを伝えられない時、またあるいは認知症を患ってしまったおじいちゃんおばあちゃんが自分のことなのに勝手がわからなくなってしまった時、怒りっぽくなるような印象がありますが、僕もそんな感じになってしまったので体と心の繋がりを考えさせられました。

ところでこうなってしまってから暇で仕方が無いのだけど、どうしてかしら、「時間ができたらやろう」と思っていた昔好きだったことや直近まで好きだったことが、なんにもできなくなっている。
できなくなっているというより、やる気が起きない。
絵を描くのも文字を書くのも好きだったのに、読むのも観るのも好きだったのに、と、いう、戸惑いだけはあるのだけど、なんにもせずに猫と一緒にぼーっと窓の外を眺めている。

たぶん、僕だけが陥る現象ではないと思うんです、が、これはどういうことなんだろな。
なぜ、なぜ、あんなに「仕事さえなければあれやるのにこれやるのに」と思っていたことなどができない?
あれらは趣味ではなかったのか……なら今やるべき趣味はなんだ?…何もやりたくない…。え?今の僕には趣味がないの?
と、ちょっぴん悲しくなっては、焦りのような感情も湧き、こうしてちゃダメだと思いながら、此処にきました。

ちなみに記事タイトルには意味がなく、好きなバンドの歌詞ですが最近はあまり歌も聴いていないのです。
ほんとうは此処に書くこともなかったので、とりあえずロックミュージックのワンフレーズから始めた。実に安易であります。

今日は大雨が降っているけど窓を開けて、猫2匹と並んでソファに座っていますが、2匹の手は暖かいです。肌寒いけど、僕の手も冷たくはないです。