前回の、浦田先生との出来事を書いた記事ですが、一旦非公開にさせていただきました。
不快に感じる方もいるかもしれないということへの配慮に欠けていました。すみません。
以前先生とのことを書いた時にも“誤解のないように”とふわっと軽く付け足したことがあるのですが、もう一度書かせて下さい。
わたし自身も他のスタッフも先生も、抜けるところは抜いて、締めるところは締めています。
ブログに書くことは大抵、落ち着いている時や平和な空気になっている一部分だけを切り取った場面で、それだけがすべてではありません。
実際は、もちろん命がかかっている現場ですからもっと殺伐とした場面の方が多いです。
そのなかでいろんな場面があって、いろんな人がいて、わたしと浦田先生のやり取りもあって。
患者さんやモニターから目を離さないながらも、時間が経てばお腹すいたなぁって思うし、浦田先生かっこいいなぁって思うし、疲れたなぁ帰りたいなぁって思うし、最後には無事に終わってよかったなぁって思うし、麻酔から覚めた直後に開口一番「ありがとう」って口にする患者さんにはびっくりしますしすごいなぁと思うし、いろいろです。
先生たちも、術中余裕があれば雑談してることもありますが、術野から目を離すことはありません。当たり前ですね。
医療現場ってどこもそんなだと思います。
第一に考えるのは目の前の患者さんのことだけど、その次には普通に普通のことを考えてます。
伝わるかは分かりませんが、仕事には責任を持って取り組んでいます。自分の一挙一動が人の命に関わるということを忘れたことはありません。
殺伐とした現場だからこそ、抜く時は抜くということができないと、気が狂ってしまいます。
と、長い言い訳をさせてもらいました。
不快にさせてしまったこと、本当に申し訳ありませんでした。
うまく伝わらないかもしれないし逆効果かもしれないし、何も言うべきでないとも思ったのですが、無かったことにもしたくなかったのでこのような形で書きました。
非公開にした前回の記事に、「またそんな話を楽しみにしています」「あなたには手術に入ってほしくない」「痛いww」など様々な感想をいただきました。
嬉しかったですし、反省もしました。
きちんと読んでくださったうえで伝えていただいた感想は、わたしもきちんと受け止めます。ありがとうございました。個別のお返事はまた後日します。
仕事についての記事の書き方を少し考えます。
この記事と前回の記事は、様子をみて残すか消すかします。