お店を出たら

まーくんはバス停をとおりすぎて

隣をゆっくり歩いてくれた

バス停すぎちゃったよ、って言ったら

送りますよって

コンビニであたたかい飲み物を買ってくれて

遠いよって言っても

大丈夫ですよって

家のほうまでふたりで歩いた

薄着だし寒い日だったのに

優しかった

風邪ひかないかなぁって

心配になった

手をつないだりもしない

目をじっと見たりすることもあまりない

ふわっと寄り添ってくれる

ゆっくりゆっくり

近づいてくれる

それがほんとにうれしくて

一気に距離つめないところが

とても信頼できて

うれしいなって

思った




帰ってからLINEした

言いそびれてたけど

まーくん、もう敬語つかわなくていいよ笑 って



がんばるです笑

とか言うから

タラちゃんですー?笑

って返した




そのまま

余韻に浸りながら

いい香りに包まれながら

眠りについたよ