あめのにおいがここちよい

春の夜風のかえりみち

楽しかったおもいでは

一瞬できえてしまう

桜みたいにはらはら散って

ピンク色なんてなかったみたいに

一瞬でみどりが生い茂る

一瞬で儚いおもいでとなるのを

寂しいとおもうのは

いけないことなのか

ゆるされることなのか

前を向きたいわたしの

唯一の甘えのような後ろ髪を

いつかはさわやかに吹く風が

落ち着かせてくれたらいいのにと

いまは

まだ

おもうだけ



どんなにうつくしいひとになれば

あなたのこころはわたしへ傾くの?

どんなにきれいに笑えたら

あなたのこころはすこやかに晴れるの?

そしてそのまま

ずっとこっちを

見ていてくれるのかなぁ

ずっとなんて、やっぱり

ないのかなぁ




弱気なわたしよ

どこかへ飛んでいけ

すてきな明日の夢だけ

見させてよ

がんばった今日には

お疲れ様と

ふかふかのおふとんで

おやすみを

さくらが降るよるはあなたにあいたいと

思います

明日なのです

2回めです

すごくすごく楽しみにしていた明日です

いいひとだけれど

まったく色気がなくて

なさすぎて

天然なのか

ただ単にいいひとすぎるのか

そんなひとに

ささいなことで天使って言われて

やっと舞い上がりました

こころからの安心感がいいよね

こころからの、に限るよね

わたしにできること

うーん

あれもこれも思いつくけど

とりあえず明日は

たまごサンドと

フルーツサンドを作ってみるのです

楽しくできたらいいなって

思うのです

わらう、が趣味の

あなたに会えるからです






誕生日にはケーキを買って

誕生日の翌日

プレゼントみたいな

すてきな出会いがあった




たのしくて

たのしくて

かわいくて

いとしくて

帰りたくなくて

帰らなくて

朝までカラオケのなかで

手を繋いで

すやすや眠って

眠たいねって言いながら

ならんで

あるいて

思い出したら心臓がぎゅってなるような

かわいいいとしいおもいで

えもえもな

1日とはんぶんだった



青春みたいなことって

何歳までしていいのって

おもうけど

わたしはできたらこのまま

一生このまま

純粋にまっすぐに

大切なひとと

楽しいことを分け合って

たくさんわらって

たくさん抱きしめて

生きていけたらいいのになって

あなたに会って

余計にそう思ったんだよ

















めぐりめぐってまたこんにちは

アラフォーになった

まだ大学生って言っていただける

時空がおかしなアラフォー

30になってから人生がたのしいので

これからはもっとたのしいのでは?と

うきうきしています

ちゃんと好きだと言えるひとが

40までにできるといいな

好きってなにか

だれかおしえてください

しかしよく生きたなあ

生きて生きて

生きぬいてやろう

わたしだけの

わたしによる

わたしの人生を

彩ろう









あいたいなゆめのなかで

お店を出たら

まーくんはバス停をとおりすぎて

隣をゆっくり歩いてくれた

バス停すぎちゃったよ、って言ったら

送りますよって

コンビニであたたかい飲み物を買ってくれて

遠いよって言っても

大丈夫ですよって

家のほうまでふたりで歩いた

薄着だし寒い日だったのに

優しかった

風邪ひかないかなぁって

心配になった

手をつないだりもしない

目をじっと見たりすることもあまりない

ふわっと寄り添ってくれる

ゆっくりゆっくり

近づいてくれる

それがほんとにうれしくて

一気に距離つめないところが

とても信頼できて

うれしいなって

思った




帰ってからLINEした

言いそびれてたけど

まーくん、もう敬語つかわなくていいよ笑 って



がんばるです笑

とか言うから

タラちゃんですー?笑

って返した




そのまま

余韻に浸りながら

いい香りに包まれながら

眠りについたよ














前の記事へ 次の記事へ