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嘘八百

ほんとうのことを伝えるのは難しい。
うそを伝えるのも難しい。
今度こそと思ったのにやっぱりうまくいかなかった。
いつも中途半端に意気込んでどうにかしようとして、中途半端だから自分で自分の首を絞めていく。
新天地はもう探したくないのに。

そうして忘れたいことが重なりに重なった。
だからというわけではないけれど少し髪を切りに行ってもからおけに行ってみても何だか逆効果で、そうやって足掻いた昨日が駄目だったなら今日はもう何もしたくないので、結局無益な休日になってしまう。



趣味を訊かれてしまうのは仕方のないことというかありがたいことかもしれないのはわかる。

ただ人に自慢できるような趣味がない。
げーむのどうがをもうかれこれ6年見続けてきて、実際一番はじめに思いつく趣味で、だけどそれは少なくともわかる人の間でこっそり楽しむべきものであって、表向きに言うものではない。
ほとんどそれに時間を費やしているから、だから言えることがない。

他に全く何もないわけではないけれど、一日中音楽を聴いているわけでもないし、最近全くライブにも行っていないし、映画もアニメも小説も。
何もかもが界隈ではそんなことはなくても一般的にはマイナー寄りだから説明することになるのも、本当は会話の種ができて良いことなはずなのにそれが自分にはできない。
技術的なものもあるけれど、口頭で説明することによってきれいなものに垢をつけて、陳腐なものにしてしまう気がしてそれに耐えられない。音楽はなおさら。

というのも言い訳やこじつけなんだろうか。

だからと言って何か人に言える趣味を作ることもできなかった。
いうからには詳しくならなければいけないけれど、本当の趣味をけずることができなかった。
それも一時の楽をしたいがためのいいわけでこじつけで、いつまでも趣味が言えない問題はそのつけが回ってきているだけという必然的な結果なのかもしれない。

どうして一人の時まで人付き合いをしなくてはいけないのか。
そこまでたどり着いて、それも自分のためになることをするかしないかの話であることに気がついた。適合するためには自由なんてある意味ない。
逃れられないことが明らかになったのに、もうなにもしたくなくなった。

向こうには行けなかったからもう、こういうことを面倒なことだと捉えてしまわない人種を羨むだけののうなしになった。

だから最近寝てばかりいるのいうのは強ち嘘ではない。
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