荷物を搬出するときまでに冷蔵庫の準備が間に合わず、搬出時にゴタゴタすることもあると聞きます。
冷蔵庫は引っ越しに備えて、前の日までに入っているものを出し、コンセントを抜き、水滴貯めパレットにじわじわと貯まった水を捨てておくと他にやることはありません。
庫内のもの、とりわけ生もの、氷などは冷蔵庫の電源を切るまでに使い切るようにし、新たに買うのも控えて、少しの間、冷蔵庫なしでもしのげるようにしておくべきです。
生活に必要な手続きとして、電話回線の引っ越しもよく考えてみましょう。
今どき、固定電話は絶対必要とは言えませんが、やはり電話回線を使い続けたいとすれば、いずれかの電話会社と契約するなど、意外と時間がかかるやりとりが生じます。
取りかかりが遅くなり、契約が引っ越しに間に合わなければ、固定電話もファックスも使えない生活になりますので年度末やお盆、年末年始などは特に急いで必要な作業を進めていきましょう。
世帯全体での引っ越し経験があれば誰でも思い当たることでしょうが、もとの住まいで、ガスの契約を打ち切らないといけません。
私も何度か引っ越しを経験してきましたが、さほど難しくない手続きで解約できます。
ところが、転居までに解約が終わっていないと、請求は引き続き自分の方に来ますから、決して忘れてはなりません。
その際、転居後も月末まで自分が支払うルールになっています。
引っ越しで、荷物をまとめる際、どうしても緊張してしまうのは割れ物の扱いです。
万が一のことになると後始末も大変なので、注意したいものです。
まずは上手な包み方を心がけてください。
新聞紙は包むものより一回り以上大きくして、底面から一個ずつ包むようにしましょう。
新聞紙を一枚ずつ丸めて、シワをつけておくと衝撃を和らげてくれます。
持ち手や取っ手がある器の場合は、強度を増すために、飛び出たところを先に包んだ方が良いのです。
田舎から出て一人きりの賃貸生活をすることになった時は、新居に運び込む荷物が、少ししかなかったため、これしかないと思ってクロネコ宅急便を使って引っ越しました。
全部でダンボール数個分の荷物があるだけでしたから、トラック借りて運送したりするより、もっと格段に安く済みました。
ある種の生活必需品、たとえば布団とかは後から新しく買うことにしていましたからこんなやり方もできました。