春や秋は、一年のうちで一番引っ越しが行われるシーズンです。
これは、大学入学や就職・転職といった出来事が多いことが主な理由です。
引っ越しは面倒でウンザリするという話を耳にしますが、詳細を聞いてみると、各種の手続きが煩雑であるということが原因だそうです。
例えば、電気や水道、市役所など、引っ越し元から引っ越し先まで、複数の手続きをきちんと終わらせなければなりません。
ですから、しっかりと計画を練って作業を終わらせていく必要があります。
大抵の引っ越しでは、意外なほど多くの不用品が出てくるものですが、これらの品をいくつかの引っ越し業者が買い取るサービスをしており、引っ張りだこの人気となっています。
大型収納家具からブランド品、テーブルや応接セット、あるいはベッド等々、引っ越しの時に出てくる不用品の種類は様々です。
種類が多い場合は、不要品の買取を本格的に行う方針の業者を使うと便利です。
そういった業者は、確実な査定をしてくれることが多く、様々な種類の品物を受け付けてくれますから、それだけでも大変便利なのです。
荷物の量や移動距離の違いで引っ越し料金も変わります。
引っ越しにかけるお金を節約するために、実際に動くより前に、出費の目安として一般的な相場を知ることが必要です。
これを分かった上で、見積もりをとって業者を比較し、相場より安価でサービスの良い引っ越し業者を見付けるのが後悔の少ない引っ越しの方法だと思います。
引っ越し貧乏という言葉があるくらい、引っ越しすれば新たな生活を送れるようにするため思わぬ出費が続くことになるので、引っ越しで業者を利用するにしても節約に努めたいものです。
少しでも安くできるかどうか、料金システムを調べてみませんか。
割引サービスがある場合、その条件として年度末などの繁忙期以外に引っ越しすれば割引してくれることが多いもので、できることなら、そこをねらって引っ越しできるようにしていきましょう。
引っ越しにおける挨拶をした方が良いのかしない方が良いのか悩んでいるという話も耳にしますが、やはり転居元・転居先の隣近所へ忘れずに挨拶するのが今後の生活を気持ちよく過ごすためにも良いと思います。
挨拶をしておかないと関係が拗れてしまうことも珍しくないからです。
いざという時の隣人トラブルを円満に解消するためにも、隣人たちには、出来るだけ挨拶をしておいた方が良いと言えます。
荷物をまとめるのは引っ越しのメインとなる作業ですが、そこで気配りが必要なのは何といっても割れ物です。
どこまでも油断は禁物です。
包み方にもコツがあります。
包むものの大きさに余裕を加えて新聞紙を用意し、真ん中に底がくるようにして、一個ずつ包みます。
包む前に新聞紙を丸めて伸ばしておけば、クッションとしての役割がより高まります。
それから、持ち手のついた食器類などあれば、強度を増すために、飛び出たところを先に包んだ方が良いのです。
今どきのマンションやアパートでは隣人はどんな人なのか、ほとんどわからないということがごく普通になっています。
そんなご時世であっても、会えば挨拶して、何かあったときにはお互いに助け合えるという関係は必要だと言えます。
ご近所とのいい関係を築いていくためには、まずは引っ越したらすぐに、ちょっとした品を携え、両隣に挨拶をすることがポイントになります。
大きな荷物を運ぶのは、引っ越し作業の中でも特に大変ですが、壊れやすい電化製品や、大きな家具には傷をつけたり、壊したりしないようにすることでしょう。
新居のためのインテリアとして手に入れた大型家具などでしたら、市販の緩衝材などもふんだんに使って丁寧に、運搬したいものですね。
新品家具を、新居に置けると思うと嬉しくなります。
しかし、運んでいる途中で傷だらけにしてしまうと、イヤになってしまったかもしれません。
引っ越しをして住所が変わりますとそれに伴い、運転免許証の住所変更手続きも必要になってきます。
「免許証は所持しているだけで殆ど車は運転しない」という理由で、次回の免許更新の日を迎える時まで以前の住所のままでも困らない、と考える人もいるのですが、運転時の携行義務以外にも、免許証を使う機会というのは意外と多いです。
一つの例としては、何かを申し込む際(例えば携帯電話の新規申し込みや機種変更)に使いやすい本人確認書類として重宝します。
銀行の口座を開設しようとする時もよく使われています。
住所変更はなるべく早めに済ませておいた方が良いでしょう。
我が家の洗濯機はドラム式なんです。
以前一度だけ転勤をし、その時は単身赴任ではなく、家族で引っ越しました。
新居に引っ越した日、荷解きをしていたら、ダンボールが濡れているのを見つけて引っ越し業者に電話をしてみました。
その原因は、洗濯機のホースに残っていた水で、それが流れ出てしまい、誰も気付かないまま運んできたようです。
箱が濡れていただけで、別段何か損害が出たわけではありませんが、洗濯機のホースから水を抜いておく、ということは思いつきませんでしたしまた引っ越しの機会があれば、その時は忘れないでおきます。