引っ越しで、荷物をまとめる際、緊張するのは割れ物の対応です。


どこまでも油断は禁物です。


安全に運ぶためには包み方の工夫も必要です。


新聞紙は包むものより一回り以上大きくして、真ん中に底がくるようにして、一個ずつ包みます。


新聞紙を丸め、くしゃくしゃにしてから伸ばして使うと衝撃を和らげてくれます。


持ち手がついているものは特に注意が必要で、飛び出たところを先に包むのがコツです。


けっこう多くの世帯で、引っ越すときに日常生活の細々したことを改めて考え直すものですが、NHK受信料を支払うかどうかも今後の対策を考える時です。


引っ越しをきっかけにテレビのない生活を送るならば、継続して受信料を払う必要もなくなるので、まず、引き落としされていれば中断して、解約する方向に持って行くことをぜひ検討してください。


無事転居を済ませても、電気や水道が使えなければ困りますので、色々と事前の手続きが必要です。


そしてこれらのライフラインと共にインターネット環境をちゃんとしておく、ということも大事なことです。


現在のプロバイダ契約に、あまり満足していないという場合はこの機会に解約を考えてみましょう。


でも、満足している場合には、基本的な契約はそのままにしておき引き続き利用できるよう移転手続きを行いますが、ネット環境の都合で古いプロバイダとの契約を続けられないこともありますので、注意しましょう。


例えば、新居にネット環境がまったくない、回線が引かれていないような状況ですと開設工事などをしてもらわないといけません。


そういったこともあらかじめ、考えておくと良いでしょう。


新居への引っ越しを済ませ、住所が変更になったのなら運転免許証に記載されている古い住所も、変更の手続きをしましょう。


「免許証は所持しているだけで殆ど車は運転しない」という理由で、次の免許更新の時が来るまで免許証の住所記載は変えなくても構わない、という人もおられますが、車やバイクの運転時に携行するだけではなく、運転免許証は使い道が意外とあります。


身近な例としてなら、携帯電話の機種変更時に、使いやすい本人確認書類として重宝します。


他に、スポーツジムの会員になったり、銀行口座の開設時などでも使われます。


住所変更だけなら手数料もかかりませんし、なるべく早めに済ませてしまいましょう。


一般的に、引っ越しする上での挨拶は近所とのコミュニケーションを円滑に進めるという点から言っても欠かすことが出来ません。


贈答品にも気を遣ったほうが良いのですが、のしの選び方が難しい問題ですよね。


あまり堅苦しいのもお互い気詰まりになりますし、のしのタイプは外のしにして、表書きに「御挨拶」、のし下に「自分の苗字」を記載すれば引っ越しの挨拶として相応しいものになるでしょう。