そんな風に言ったら

嘘じゃなくて

ほんとにそう思うから

なみだが出そうだ



いま自分が

すごくすごくみにくくて

できたら誰にも会いたくないし

君となんて絶対に会えるわけない

こんな姿、見ないでって



だけどあと3日で

たったの3日で

君がこの部屋へまた

やってくることになっていて



あんなに会いたかったのに

嫌われそうでこわいよって

どうしてこんな急に

わたし落ちてしまったんだろう



左のまぶたと目の下が

痙攣しだしてからもう1週間がたつ

朝起きた瞬間から眠りにつくまで

ずっとずっととまらない痙攣

ここまでなったのははじめてだよ



君が毎晩愛用してる蒸気の出るアイマスク

電動式のやつ

あれを貸してくれることになった

目につけるものを貸してもらうのは

衛生的に申し訳ないんだけど

君がつかうものだから

治ってしまいそうな気がする



ストレスって

知らないうちに抱えてしまうものだ

そしてまた知らないうちに

どこかへ消えてしまうものだ



君と花火とかしてるうちに

君のギターとか聴いてるうちに

君と夜をこえてるうちに

君の手とつながってるうちに

気がついたら

治ってるとおもう




わたしさ

ほんとはさ

君と以外はだれとも

やりとりしたくなんかないんだよ

でもさ

君は

ほかのだれかを

もとめたりするんでしょう?



それもこれもぜんぶ

わたしの勝手な想像と決めつけ

違うよって言われても

わたしの勝手な疑り、でも




どこかで

思ってる



君は

いまのところ

わたし以外誰にも

わたし以上には誰にも

そのかおは見せないし

あの手もあげてない






 
そんなだからわたし、

君以外のことは大体

もうどうでもいいやって

思ってしまうんだ