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君の映える世界(隠の王/原作微ネタバレ? )



遠い光の中に、聞こえる声。

++++


(冷たい…)



真っ白な世界。降り続ける雪も同化して、わからない。



(あれ、こんな服着てたかな)



自分の服も真っ白で、世界に溶けこむ錯覚。裸足の足だけが、異様に赤い。赤い足を見ていたら、何だか胸が苦しくなった。



(…傷があったのに)



そうだ、傷があった。靴も履かずに飛び出したから、傷だらけになってしまったのに。そうして、『君』が手当てをしてくれて、意外で、それ以上に嬉しくて切なくて。



(……『君』?)



ぽたり、白い空間に何かが落ちた。透明なそれは、すぐに同化して見えなくなった。ぽたりぽたり、落ち続ける、これは雫。



(泣いて、る?…何で)



白い世界が歪む。耐えきれなくなって、膝をつく。声をあげそうになって、慌てて口を抑えた。誰も居ないから、隠す必要も無いのに。



(違う、一人じゃなかった。『君』が居た。でも誰かわからない)



広がる疑問と、心の穴。きっと『君』は大切な存在だった筈なのに。



(忘れてしまった。忘れたくなくて、でもそうしなければ辛すぎたから)



肩にあった温もり、優しすぎた願い。だからこそ、苦しい現実。姿形さえわからないのに、探している心が叫ぶ。呼べない『君』の名前を。



(この世界なら、容易く『君』を見付けられるのに)



呼び続ける、叫び続ける。もう何もわからない、『君』のことを。忘れなければ辛すぎたけれど、忘れたままも苦しすぎる。名前を呼びたい、姿を見たい。側に居て欲しい、側に居させて欲しい。



『、っ――――――!』



ねぇ、君を喪った世界に、何の価値があると謂うの。



end


++++

アニメの終わりも切ないけれど、本誌の展開は更に切ないと思います。
だって、二人には幸せになって欲しかった…っ!(泣)


今日と言う日は二度と無いから




今日は友達と地元の祭に行って来ました。



といっても、居たのは30分程度(えへ)
食うだけ食って終わり。
チョコバナナ→フライドポテト→フランクフルト

全部300円!もう1200円無くなっちゃいました(泣)
その後、近くのスタジアムのイベントへ移動〜。



空に風船が飛んで行くのを見付けて、無駄にテンション上がってました。
「風船もらいたーい!」って叫んで歩いてたり。
此処では豚まん食いました!



この写真は、スタジアムの近くにある土手下で撮ったもの。こんなところもあるんだ、とみんなで写メ写メ。その後、友達一人の「川行こうぜ」で移動〜。



奥の赤い服が私です。ちなみに、この前に木登りしてました。



とにかく今日は楽しかったです!人多くて疲れたし、祭に行くって言って、結局祭に居たのは短いですが…(汗)

まだまだモラトリアム楽しみますよ〜☆



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