どこまでも

とべるようなきがした?

してない

この場所から見えるのは

ずっとおなじ景色だ

それでも

それでもわたしは

君のすり抜けるような手を

この指ごとからめて

夜空のサーカスの

空中ブランコから飛んで

目の前をまたたく星

できるだけたくさんかぞえるから



この町にも

ほたるがいるんだって

しっている?


次の晴れた夜に

君を連れていくね

君とてをつないで