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絵と 共に

フランスに来てから描いた絵を
そういえばここにはのせてなかったです。

なにせスキャナーがなくて。

写真画像になっちゃうけど 久々に。


今日は、わたしより一足先に日本に帰国する友達と
カフェで4時間くらい話してました。
ちなみに昨日もその子と違うカフェで5時間くらい話したんだけど。笑

やっぱり、わたしは日本の女の子がすきだなーと想う。
話してて全然飽きなくって。
日本にいるころも京都で喫茶部(勝手に命名)ひらいて
女の子とデートしてました。ふふふ

人のはなしを聞くのが、すごく好きだなーっていう発見も。
もちろん自分のはなしをするのも好きだけど。

最近のこととか 悲しかったこととか 嬉しかったこととか

将来のはなしとか 趣味のはなしとか したいことのはなしとか。


そういうことを話してる空間が、とても好き。
女の子っていいなー。
ああ、ほんとにいいなあ。

最後、駅のホームで
「じゃあ今度会うのは9ヶ月後だねー」
「そのころには将来のこととかもっと決まってるかなー」
なんて話しました。

もーやだー行かないでーー寂しいよーーなんて思いながら
電車がきて
あっさりめにバイバイを云いました。

伝えたかったたくさんの言葉たちは、
言わないほうが、またすぐ会える気がしました。



そう、すぐまた会おうね。
それでまたカフェに行って何時間でも話そう。
襲ってくる寂しさはどうにかやっつけておくよ。


そう、すぐまた会おう。


あと残りの9ヶ月、またすごい泣いたり絶望したりするんだろなあ。笑

でもその2ヶ月半はアルプス地方に住み込みでお仕事だし。
(泣く暇もないくらい多忙になる模様・・・)

そのあと4ヶ月はがり勉をがんばるし。
(ラストスパートだから命かけないと。笑)

その後は・・・家庭教師とかすこしして、教師の勉強して、帰国。
って感じになりそうです。

先のことはどうなるやら、全くわからない状況。
でもとにかく今を一生懸命生きていたら
進むべき道はおのずと見えてくるんだ。

来セメスター、9月からなんだけど、もし試験に受かってひとつ上のクラスにいけたら、

修辞学を学べるらしいです。



・・・!!!!!!



絶対学びたい!!!!!


わたしが到達したかったのはここです!!



受けた試験はふたつ。
大学の試験と、語学資格試験。

大学試験は受かってたので、次のレベルのクラスには一応入れます。
ただ語学試験が落ちてると、レベルとしては難しいかな。。。


ともあれわたしはがんばるのです。
落ちてたってなんじゃーい!一生かかってもそのレベル目指してやるんだ!!

そう、こんな感じでがんばりますです。



les mots me manquent

tu me manques
という
フランス語のフレーズは

英語でいうI miss youであって
日本語でいう 君がいなくて寂しい であるのだけれど

わたしは このフランス語の言葉がすきで

それは何故かというと
manquerという言葉は
「欠けている」ことを意味するからだ.

直訳してしまえば

「君にはわたしが欠けている」



きっと先生に間違っていると云われるだろうけど

わたしはこの訳のほうがすきだ


プラトンの話をしよう。

昔、六月の少年が私に話し聞かせてくれた物語。



哲学者のプラトンは、
作品のなかで人間の起源について語ったことがあったらしい。

「大昔、人間は足が4本、腕が4本、おまけに頭は2つあった。
つまり、まるで2人の人間がくっついたような形をしていたのだ。
種類は、男男、男女、女女というようにわけられていた。

ある日、多大な力を持ちすぎていた'人間'を戒めるため、
神様は'人間'を真っ二つにしてしまった。

そこから'人間'は男と女という2種類にわけられ、生きるようになった。」


きっとさ、
このはなしは
「tu me manques」という言葉を
肯定しているんだと思うよ



真っ二つにされてしまった人間は
きっと生まれ変わっても生まれ変わっても
その片割れを探しているんだ。


だってもとはひとつだったんだから.



「君にはわたしが欠けている」


てさ。

ねえきっとそうなんだと思う。




現在のわたしはというと、日本のこの季節を想っているよ。

わたしの大好きな六月。

フランスではモネの庭に睡蓮の花が咲き乱れていて
きっと京都ではたくさん雨が降っているんだろうと思う。

少し冷たい風がわたしの体を通り抜けたとき

フランスの天気は日本の天気を頑張って真似しようとしても
到底完璧になんかなれやしない、と思った。

湿度と じわじわとした熱
雨によって引き起こされる「梅雨」の匂い
アジサイが咲き乱れて街中が傘に身を隠す

わたしは梅雨が大きらいだったけど
それと同時に大好きだった。


いくら日本を真似たって、
どこも日本みたいにはなれないんだよ

あの季節は僕らだけのものだ。







こっちにきてから、わたしはやっぱりまだ
孤独と戦っているなあって そう思う。

いつか抜けなきゃいけない宇宙は
いつまで漂い続けるんだろう。



これさえあれば 大丈夫だ
ってものを

わたしは
わたしの「中」に
持っていないのかもしれない



「自信の欠如」は何度も何度も指摘された

「なんで?」

って。

「だって」

ってわたしは云う、

「わたしはわたしでしかなくて、わたしはわたしを上手く愛してあげられない」



生きるのが下手なんだ、

って 立ち止まっていつも思う


いつから理屈ばかりに頼るようになったんだろう

素直にただ生きたらいいって

理論としては十分わかってるのに。



tu me manques


その隙間を埋めるのは

誰でもなく

きっとわたし自身なのだ






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