引っ越しにかかる費用ですが、意外と大きな額になるのがエアコンを取り外したり、設置したりする工賃です。
素人にはエアコンの取り扱いは難しく、設置などには通常、専門家を呼びます。
ですから、取り付け費用も、一台について軽く一万円ほどはかかるようです。
もし、エアコンの工事も引っ越し作業としてサービスでついている場合は安くなるはずですが、新居にエアコンを運んだのはいいけれど、設置の段取りはしていなかった、という場合は取り付け工事をしてくれる業者を探して頼むか、新しいエアコンを買って設置してもらい、古い製品の引き取りもしてもらうように相談するなどどちらが安く済むか、また手間がかからないか、十分検討するべきです。
引っ越しも色々ありまして、例えば全ての作業を業者に任せることもできますが、これを選ぶと、楽で良いのですが、人手も手間も要るので高くつきます。
荷物も少ない単身での引っ越しであるなら、単身パックというような、そういった方向きのサービスが、各引っ越し業者から提供されていて、おすすめです。
こうするだけでも、引っ越しのコストをかなり抑えることができますし、得した分は、新居で始める生活に使えるというものです。
今どきのマンションやアパートではどんな人が隣に住んでいるのか、それさえ知ることなく生活するのが常識になっているようです。
そんなご時世であっても、会えば挨拶して、切羽詰まったときには気軽に助けを求められるくらいの仲でありたいものです。
ご近所とのいい関係を築いていくためには、まずは転入の際には、ちょっとしたおみやげとともにお隣に顔見せの挨拶をしましょう。
段取りこそ、引っ越しで一番大事なことです。
数と大きさを考えながらダンボールなどの梱包材を揃え、当座必要でないものをどんどん詰めていきます。
引っ越すときまで使うものが紛れないようにしておき、用途や種類で大まかに分け、詰めれば大丈夫です。
何が入っているかわかるように、紙に書いて貼っておくと荷物を開くときに役立ちます。
引っ越してすぐ使う、電気やガスや水道などの転出入手続きも抜け落ちないように気をつけてください。
この町の会社に勤めはじめた10年前に、今のアパートへの引っ越しをしました。
ここにいるのはせいぜい3年でここを離れて実家に帰る予定で、今の住まいへ住所を変更することはしませんでした。
けれども、思ったよりも仕事が楽しく、住んでいるところも便利で辞めるタイミングが見つからず、結婚して今後もこの町にいる可能性も出てきたし、よく調べてみるとここの方が税金が安いので今から住民票を移しても遅くはないと思うようになりました。