多くの場合、引っ越しでかかる諸々の費用のうち、結構な比重を占めるものは実は、エアコンの取り外しや、設置の工事にかかる費用なのです。
素人にはエアコンの取り扱いは難しく、設置などには通常、専門家を呼びます。
ですから、工事費の例としては、取り付け一台で軽く一万円ほどはかかるようです。
もし、エアコンの工事も引っ越し作業としてサービスでついている場合は値段はそう高くはならないようですが、エアコンを荷物として移動させるだけなら、どこか別の業者に取り付けを頼むか、それとも、新品を買ってその店に取り付けを頼み、古いエアコンも引き取ってもらうようにするか等々費用やかかる手間など、総合的に考えてみた方が良いです。
子供が生まれる前の事、夫婦二人暮らしをしていた時に近郊にマンションを購入しまして、転居を決定しました。
引っ越しの日、スムーズに作業は進みましたが、大型の、重いテーブルに取り掛かった時、分解できるはずなのに脚が全く取り外せず、あきらめて、そのまま運んでもらったのです。
そうしたら、びっくりするような値段ではありませんでしたが、少し納得しづらい追加の料金を支払ったのでした。
見積もりをもらった時にでもどんな時に追加料金を払うことになるのかを、確認しておくべきでした。
転居時にエアコンをどうしたら良いか、悩む人は多いようです。
ただ賃貸住宅の場合、退去時に、管理をしている大家さんか管理会社の担当者に引っ越しの時、エアコンは取り付けたまま置いて行ってもいいかどうかを一度尋ねてみましょう。
管理側から見ると、エアコンを残して行ってもらうと、次の入居者がすぐそれを使うことができますから、そのままにしていって良い、という答えが得られる場合もあります。
エアコンを元の家に残していけるということはその分、工事費用がかからなくなり、それなりの節約につながります。
生活に必要な手続きとして、電話回線の引っ越しも考え直した方が良いでしょう。
今は、固定電話があるのは当たり前という状況ではありませんが、転居後も固定電話が必要となれば、電話会社との契約、あるいは転出転入などの意外と時間がかかるやりとりが生じます。
取りかかりが遅くなり、契約が引っ越しに間に合わなければ、契約が成立するまで電話回線が使えないので、年度末やお盆、年末年始などは特に急いで片付けるようにするべきです。
どのような場合でも引っ越しでダンボールを使うことになり、引っ越し業者から無料で提供されることも多いのですが、無料ではないとか、それだけでは足りないとかいう話も耳にします。
そんなときはスーパーなど、大きなお店に行くと、ダンボールは無料で手に入ります。
その場合、サイズは一定していません。
車に乗せるとき、ダンボールは縦にも横にも積み重ねられるため、サイズが一定していない場合はよく考えて崩れないよう積んでいってください。