引っ越しの際の挨拶回りなんて古いと思う方もいるかもしれませんが、やはりご近所トラブルを未然に防ぐという意味でも大事なものです。
贈答品については、のし付けで悩む方も多いのではないでしょうか。
ですが、そこまで肩肘を張ってかしこまる必要もありませんから、のしのタイプは外のしにして、表書きに「御挨拶」、のし下に「自分の苗字」を記名するように指定すれば引っ越し挨拶の贈答品として十分だと思います。
うちの家は、人数は多いし、荷物も大変な量になりますから、引っ越し作業はもう、ほとんど業者にお願いしております。
ですが、いつも、心付けをどの時点で渡せばいいのか、迷います。
引っ越し作業についての料金は、それはそれで払うわけですが、大変な作業を長時間続けてくれた、そんな皆さんに、自腹でお礼の気持ちを伝えたくなります。
いつも飲み物をペットボトルで一本ずつと、加えて各人に千円ほどをお渡ししております。
しかし、心付けの相場というのは一体どれくらいだろうと、考えこんでしまうことがあります。
引っ越す時期によって、業者に支払うお金も上下するみたいですね。
日本で最も引っ越す人が増えるのは、学校や職場の異動が多い春で、業者が見積もる値段も高めになります。
週末や祝日も、同様に高くなります。
安いからといって平日に引っ越すか。
なかなかそうはいきません。
丁寧に調べていけば、ネットでも電話でも、複数の業者から無料で見積もりをとることができます。
多くの業者から見積もりを集めて、余計な費用がかからないようにしたいものです。
電話回線の移動手続きも、引っ越しの時にはよく考えてみましょう。
もう固定電話を使わないという話になれば別ですが、引っ越しても生活に電話回線が必要だったら、いずれかの電話会社と契約するなど、意外と時間がかかるやりとりが生じます。
書類の往復に手間取っていると、固定電話もファックスも使えない生活になりますのでいわゆる引っ越しシーズンならば、なるべく早く動き出すことをおすすめします。