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さみしい


淋しさはにがて。
悲しくて苦しくて、うんと、こころが寒くなる。
それをごまかさないといけない。
それがどうしてもくるしい。
だからにがて。

おはよう。世界。


おはよう。世界。


 膝を抱えたまま歌う。
 少しばかり汗をかいた膝小僧にキスをするように歌う。
 迷子の子供のようだ。どこにも行けず、ここがどこかも分からずにただ目的地を見誤る。どこで間違えたのか思い出す様に歌っては、また迷い、星屑の重みに耐えられない。
 幾多の星星が降り注いで責め抜く。
 こんな夜は星がなければ。
 そして朝が明けるのだ。
 徐々に群青に朱を零すように東の空がざわめき、しずしずと去っていく青の美しさに、凄然とした静寂が降り注ぐ世界で息をする。新しく作られた空気を目一杯肺まで入れて、生みだす様にこぼれ出す様に吐いた息の居場所を見つけようとして失敗するのだ。
 幾多の夜を乗り越えるたび美しい絶望と悲惨な光に涙を流す。
 頬は濡れない。けれど確かに流涕を。止まらぬそれを受ける心には、ざわざわと風が吹き緑が潤うだろう。うるおいが、それらを生みだし私を生かすのだ。悲しみと苦しみと怒りとあきらめとが私の血となり肉となる。

そうして、私は今日と言う日に名をつける事を忘れたまま、生きるのだ。


ツイッター20120726掲載

ツイッター


自分の嫌な部分が浮き彫りになる。
それが耐えられない。
それによって誰かに迷惑をかけている。
それもつらい。
私は、壊すから。
壊してしまうから。
弱さが、脆弱が。
壊してしまう。
私のわがままが。
壊してしまう。
それが怖い。
さびしい。
さびしいのは嫌い。
苦しい。
多勢の孤独に耐える心は
持てずに
ただ怖いと逃げるばかり。
逃げるばかりでごめんなさい。
失うことを
いつだって恐れて、
失う前に
壊す前に
私はそれを手放したい。

何年たっても
私は
餓鬼のままだ。

ぐったり

熱いのと寒いのを繰り返して、よく分からなくなる。

世の中よく分からないことが多い。
息苦しさを抱えると以前の事を思い出す。
違う苦しみなのにどうして同じように錯覚してしまうのか。





胃腸風邪じゃなくてよかったです。暑い。

風邪を引きました。



熱よ下がれ。



7月3日と14日あたりに拍手ありがとうございます。

わだかまる


こころに蟠るちりあくたが
可燃ゴミのようだったらよかった。
不燃ゴミはどう処理していいのか
毎回確かめなくてはならない。
それがたまらなくいやで
たまらなく怖い。

けれどこころに蟠るちりあくたは
どうしようもない
有害ゴミのようなもの。

それでもわたしたちが生きていく際には
あって当然で。

不完全な世界の。
どうしようもないところから生まれてくるそれといつだって
戦って
戦って
処理をする。


そうしてわたしはなんとか
いきていく。

すこしだけ


昨日は声を殺して泣くことしかできなかった。
喘ぐように、酸素を求めて泣いて、
けれどうまく呼吸ができなくて。
溺れているようだった。


今日、先生にメールした。
そうして、もらった言葉で、泣けた。
親に聞かれるのは嫌で、
押し入れの中でけれど声を出して泣いた。

私なんかのために
心を割いてくれる人がいた。
私はどこまで貪欲なのだろう。
どこまで鈍感で、気づけないのだろう。

でもきっと何度も繰り返す。
寂しさを、悲しさを苦しさを、抑え込むのは得意じゃないから。
それでもいいですか。
それでもいいですか。

ありがとう。ありがとう。
ごめんなさい。ごめんなさい。
ありがとう。


今は泣いてもいい気がした。
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