あめの夜にきみをだきしめてた




Rain / 秦基博






しとしと雨の薫る

きれいなうたです





今日は

あのこの部屋にいます


カレンダーを見たら

4ヶ月ぶりくらいだった

会いたくないのかと思ってたら

会うなり

優しさと愛を感じた

気のせいでも

わたしはちゃんと感じて

こころがじんわりした

わたしは

会いたかったみたい

きみも会いたかったか

意味はなかったか

どっちがいいんだろう



きれいな瞳が

低い声が

つめたくもあたたかくもみえる

ふしぎなひとだ

そんなきみのことが

わたしはたぶん

くるしくて

せつないみたいな

だいすきだよ





だきしめると色々思い出して

わからないように泣いたのに

ちゃんと察知して

何にも言わないで

寄り添ってくれた

いちばん

そうして欲しかった


会いに行ってよかった

朝ごはんも

おひるごはんも

おやつも

無言で食べるのに

やさしい時間が流れて

とても心地よかった