同じ町内など、引っ越し先が近い場合は家族や親せきなど、自分たちだけで引っ越しをすることも難しくはありません。
自家用車を使って、運べるだけの荷物は日数をかけて運んでいくようにします。
少量ずつ時間をかけて運んでいくことで積載量の少ない自家用車であっても、たくさんの量を運べます。
自家用車で難しい大型のものは、最後に一日、トラックを借りるようにします。
これで何度か往復すれば荷運びは済むでしょう。
このやり方ですと、引っ越しに掛かる支出はだいぶ節約することができます。
引っ越しなどで住所が変わった時は、出来る限り早く国民健康保険の資格喪失手続きと加入手続きを行ないます。
資格喪失は、旧住所で手続きができて、引っ越した先の住所で加入手続きはしなくてはなりません。
国民健康保険証と、印鑑とそれに、運転免許証やパスポートといった本人確認書類になるものを持って行って申請をしてください。
同市、同町内での引っ越しである場合でも、転居届は、出さなければいけないものですから、ご注意ください。
この頃ではもう、一般的な話ではなくなってきてしまいましたが、引っ越しソバという言葉もありまして、引っ越しをするとソバを食べるという習慣が、一昔前からありました。
どういった由来があるのかというと、ソバの形から細く長いお付き合いをしたいという、願いが込められていますし、この度お「ソバ」に引っ越してきたので、以後お見知りおきをというダジャレもこめて引っ越し先のご近所に配ったとされており、江戸時代あたりから見られる習慣のようです。
引っ越しで大きい荷物を運ぶ際、特に気を付けたいことと言えば、傷つきやすい木製家具や衝撃で壊れやすい家電には傷がつかないような工夫をしたいところです。
新居の雰囲気に合わせて購入したおしゃれな家具などは、市販の緩衝材などもふんだんに使って用心深く運ぶようにしたいものです。
新居にピカピカの家具、となるとワクワクしますが、細かいキズだらけにしてしまったりすると、少し気分が落ち込んでしまうかもしれません。
引っ越しも、単身世帯だとベッドの移動は悩みの種です。
特にワンルームに引っ越す場合はベッドがあると相当狭くなります。
また、もとの住まいに合わせた大きさのベッドであれば、専門の業者でも新居の入り口からベッドを入れられないなどのハプニングも起こるようです。
引っ越しを機会に、ベッドを処分して布団生活を試しに始めてみると家の中がすっきりしていいかもしれません。