今から数年前に、自宅を新築してマンションから引っ越しました。
デスクトップパソコンの移動には神経をとがらせていました。
なぜかというと、当時3歳だった娘と1歳だった息子の撮った写真のデータは、全てパソコンのドライブで保存していました。
搬出や搬入の時に衝撃が加わらないようにたくさんのクッション材を使って梱包しました。
業者さんもパソコンが入っていることをわかっていたため、ものすごく丁寧に運んでくれて、傷もつかず、データも全て無事でした。
引っ越し作業が効率良くいくかどうかは、天候に左右される面が多分にあり、激しい降雨などがあると、防水の徹底など、作業が増えて時間がかかってしまうでしょう。
作業を一貫して業者に任せてしまうのでしたら、雨によって荷物が傷むなどのおそれは無いでしょう。
でも、雨天時の道路事情により転居先に荷物が届く時間が遅れ、終了時間がずれ込むことはあり得ます。
業者任せでなく、自分で荷造りをする場合は、防水対策は必要です。
万が一のことも考えて備えておくと良いでしょう。
引っ越しに慣れていない方にとって引っ越しが人の一生の中でも生活が大きく変わるきっかけでしょうが、それにまつわる想定外の事態も十分考えられるのです。
どんなケースでも引っ越し当日は大変ですが、仕事が重なってしまったときにどこかでトラブルが発生すると、当日の作業そのものが滞ることもあり得ます。
くれぐれもスケジュールには余裕を確保しておきましょう。
荷物をまとめるのは引っ越しのメインとなる作業ですが、そこで気配りが必要なのは何といっても割れ物です。
一瞬で傷ついたり、壊れたりするものなので、油断はできません。
安全に運ぶためには包み方の工夫も必要です。
包むものより一回り以上大きい新聞紙で、紙の中央に底面を置き、一個ずつ包んでいきます。
包装に使う新聞紙はくしゃくしゃになっていた方が緩衝材として役に立ちます。
細かいことですが、持ち手や取っ手などの突起がある器は、強度を増すために、飛び出たところを先に包んだ方が良いのです。
新たな住居と、引っ越しの日取りが決まったところで、おおざっぱで構いませんので、引っ越しまでの大まかなプランを立てておきたいところです。
引っ越しの準備をあまり早い時期に始めてしまうと今の生活に支障が出てくる可能性がありますし、反対にゆっくりしすぎていると、時間がどんどん過ぎてギリギリになっても引っ越し作業が終わらない、とう事態にもなり兼ねません。
順番としては、今現在の生活で特に必要としないものから始めて少しずつ荷造りしていくとうまくいくでしょう。