優しいに甘える

そして泣く

ありがとうって言う

それ以上はなにもいらなくて

ただ、この今

どうしたらいいかわからない自分を

ちょっと近くで

何も言わずに

みまもっていてほしい

それだけなんだ

ごめんね

こんなわたしもいつかは

またあのときみたいにきっと

わらっていると思う

でもいまは

どうしてもできないから

どれくらいかわからないけど

ひたって泳いでいたいよ

このかなしい湖

白鳥は

どこかへ行ってしまったし

いつも優しい星も雲も

いつでもここにいてくれるわけじゃない

支えがなくなることが

こんなにも

こんなにも

くるしいなんて

忘れてた



居場所がわからないから

毎日意味もなく

電車に揺られて



どこへ行ったらいいかも

どこで眠ったらいいかも

わからない

なにもわからない



つらくって

悲しい

でも生きてるから

大丈夫みたい