引っ越しを何度繰り返したとしても、その準備の大変さには慣れません。
初めての引っ越しでしたら、なおのことその苦労が身に染みるでしょう。
引っ越しにかかる負担をいかに軽減するかですが、まずは、時間と気持ちに余裕を持った計画を立て、それを出来るだけ大ざっぱに実行することがポイントになります。
当然、計画通りに進められるのならそれが一番良いのですが、雑務に追われてしばしば家の中の作業は後回しにされがちです。
余裕を持った引っ越し計画を立てておいたら、計画通りに進まないことがあっても、簡単に軌道修正して準備を続けることが出来るでしょう。
どのような場合でもダンボールは引っ越しに欠かせないものであり、業者さんが、無料でダンボールを提供することも結構ありますが、有料のところもあるので、必ず確認してください。
そんなときはスーパーなど、大きなお店に行くと、不要になったダンボールをもらえるはずです。
ただし、サイズはばらばらです。
荷物が入ったダンボールを縦横に積み重ねるので、同じダンボールを積むのでなければ気をつけて積み重ねないといけません。
引っ越しもいろいろな方法がありますが、私の場合は大きい家具だけ業者に運んでもらい、あとのものは自分たちで運びました。
先に荷物を全部移動させ、市役所で転入の手続きをしてきました。
何かと見落としていたこともあったけれど、誰かがどこかで助けてくれて人のありがたみを知りました。
その日のうちにご近所さんに挨拶に伺い、一つ一つ荷物を開けはじめ、後片付けに取りかかりました。
先日の引っ越しで、見積もりを出してもらったとき、そのときの対応が今でも気になっています。
液晶テレビを移動する場合は、専用の保険があると言うのです。
そのとき運んでもらったのは40型の液晶テレビで、30万円以上の購入価格であれば、保険をかけないと運べない規定になっているそうなのです。
テレビのためだけに約1500円の保険をかけましたが、この対応はどこでも同じなのか他の方のお話を聞きたいです。
引っ越しの荷造りは大変なものですが、特に緊張するのは割れ物の対応です。
一瞬で傷ついたり、壊れたりするものなので、油断はできません。
ちょっとしたことで、割れ物も強度が増すようになります。
包むものより一回り以上大きい新聞紙で、紙の中央に底面を置き、一個ずつ包んでいきます。
新聞紙を丸め、くしゃくしゃにしてから伸ばして使うとぴったりしているよりもクッション効果が高くなります。
また、持ち手や取っ手など、飛び出たところがあれば、強度を上げるため、突起部分をまず包みましょう。