どんなケースであっても、引っ越しの前に全ての手続きの元になるのが転出届を市区町村役場に提出することです。
複雑な手続きではなく、現住の市区町村で役所の窓口で手続きすれば、すぐ受け付けてもらえますが、郵送で送ることもできます。
受付時間に本人が役所に行けない場合、委任状を持参した代理人が提出することもできます。
実際の転居の2週間程度前から、転居届を出すことができる自治体がほとんどです。
引っ越しをするに伴い、煩雑な手続きもついて回ることになりますが、とにかく最初に必要となるのがライフラインの準備でしょう。
中でも特に水道は、とにかく水洗トイレが使えるようになりますし何より大切だと言えます。
水道を使えるようにするのは、いつぐらいがいいかというのは人によりますが、引っ越し日に近いと、あまりに多忙でしょうから避けて念を入れて、引っ越し当日の一週間程前に水が出るようになっているなら、一番良いです。
どれだけ引っ越しに慣れた人でも、その準備は大変なものですよね。
初の引っ越しであれば尚更のことでしょう。
引っ越しにかかる負担をいかに軽減するかですが、はじめに、時間に余裕を持たせた計画を作りましょう。
この計画を出来るだけ大雑把に実行に移すことがポイントです。
計画通りテキパキと進めていければそれが一番良いのですが、手続きや書類記入の作業に追われて、家の中のことをうっかり忘れされてしまうことが良くあるのです。
立てた計画を大雑把にでも実行しておけば、計画通りに進まないことがあっても、簡単に軌道修正して準備を続けることが出来るでしょう。
家族の人数が多く、荷物も多いので、ほとんどの引っ越し作業について、お任せするプランを利用しています。
ところで、いつも迷うのが、心付けをどんなタイミングで渡すべきか、です。
お仕事代は全く別にきちんと支払いますが、大変な作業を長時間続けてくれた、働き者の皆さんに、自然に感謝の気持ちが湧きあがってきます。
飲み物一人あたりペットボトル一本ずつと作業してくれた各々に千円を気持ちとしてお渡ししています。
でもふと、他のお宅では、どのようなタイミングで、いくら包んでいるのか、知りたいと思っています。
様々なものが身の周りにあふれている生活を日々送っている方にとって、引っ越そうとしたとき、大きな問題となるのはものを整理して荷造りすることに尽きます。
ものが多すぎて整理しきれず、荷造りを終える見込みが立たなくなってしまうと引っ越しそのものをあきらめたくなってしまいそうですが、引っ越しを一つのきっかけにしてとことん処分してしまえばその後の生活が変わっていくでしょう。