新しい住居が決まり、いつ引っ越しをするかも固まってきたら、おおざっぱで構いませんので、引っ越し準備をいつからどうやって開始し、引っ越しの日をどんな状態で迎えるか、というプランを立てましょう。
引っ越しの準備をあまり早い時期に始めてしまうと普通の生活を送る上で、困ることになるかもしれませんし、のんびりしすぎると予定に間に合わなくなることも考えられます。
まず手をつけていきたいのは、今使っていない本や道具、衣類などで、これらから最初に梱包していけばスムーズに進めていけそうです。
犬を飼い始めてそろそろ十年経つでしょうか。
この子と暮らし続けるため、引っ越しをするとなると絶対に、部屋でペットが飼えるタイプのマンションを毎回苦労しつつ、探しているのです。
ペットが飼えるだけのマンション、というだけではなくて、私としては、ぜひ屋上にドッグランがあるなどペット用の設備が整っているマンションなら言うことはありません。
そういった設備のせいもあって、家賃がそれなりに高くなってもペットと一緒の生活を続けたいと考えます。
数多くの引っ越し体験がありますが、一つだけ大きな声で言っておきたいことがあります。
「引っ越し業者に壊れものを運ばせるな」ということなのですが、これは心からの警告です。
とある引っ越しの時、運んでもらった荷物の中で、いくつかの陶器類が小さく欠けておりました。
それが実は自作の皿で、大事にしてきたものでしたら、かなりショックを受けました。
とはいえ、お金にすると二束三文にもならないようなものですから、文句をつけたりはしませんでした。
これから先の引っ越しでは、繊細な工芸品などは必ず、自分で運ぶようにしているのです。
段取りこそ、引っ越しで一番大事なことです。
大きさと数が間に合うようにダンボールを用意し、当面使わないものから梱包しましょう。
日用品は取り除けておき、それ以外を大体の用途で分けた上で詰めれば大丈夫です。
中身が何か書いた紙を、ダンボールに貼っておくとより片付けしやすくなるでしょう。
電気をはじめとし、ガス、水道、電話など、移動のための手続きも日程を考え、計画的に取りかかりましょう。