賃貸物件から引っ越す際、退去時の原状回復義務はつきものですが、しかし入居中に経年劣化することも確かです。
入居中に破壊してしまった部分は修理費用は入居者持ちとなる可能性が非常に大きくなりますが、壁紙の自然な退色や、モルタルの小さいひびなどは入居者の費用負担で直す必要はありません。
賃貸の場合、住宅を傷つけないように暮らすのが次に住む人のため、そして自分のためなのです。
引っ越しの予約を入れておきながら、前日や当日という直近になって、急にキャンセルすることによって、多くの場合、キャンセル料を請求されるでしょう。
引っ越し業者は見積もりを作る時点で、キャンセル料が発生する条件について客に説明をする義務があります。
けれども、書面だけでの説明となると書類をしっかり読まないと気付けませんから、予約を入れたらそのタイミングで、キャンセル料について詳しく質問しておく方が良いかもしれません。
引っ越しが完了して、無事に新しい住所での生活を始めるにあたって免許証の住所変更は、なるべく早めに手続きしておく方が良いです。
運転はほとんどしないからということで、何年か後にくる次の更新時までは免許証の住所記載は変えなくても構わない、という人もおられますが、運転免許証というのは、運転時の携行以外にも使用することは多いです。
例えば、携帯電話を申し込んだり、機種変更をしたりする際は常に携行していることの多い運転免許証は、本人確認書類としては優秀です。
銀行の口座を開設しようとする時もよく使われています。
住所変更だけなら手数料もかかりませんし、なるべく早めに済ませてしまいましょう。
引っ越し作業の時に、ぜひ注意したいのは大きな荷物の扱いで、できるだけ、家具や家電などには傷がつかないような工夫をしたいところです。
新居のためのインテリアとして新品の家具などを購入したりした時は、市販の緩衝材などもふんだんに使って丁寧に、運搬したいものですね。
きれいな新しい家具を、新しくてきれいな新居に置けるのは嬉しいのですが、運搬時に傷だらけにしてしまったら、少し気分が落ち込んでしまうかもしれません。