いつだって後悔はしたくないから邁進した。

でも後悔しない人生なんて何も面白くないって気づいた。

それでも勿論後悔はしたくないけれど。

でも悔いも残らぬ人生を歩むなんて、凄くつまらないと思う。

悔いを残さぬ時は死ぬ時だけでいい。

生きてる限り、迷い、後悔し、足掻いて、それでも尚生きていたい。

真剣であればあるほど、すべてのことに対し後悔するのだから。

いつであっても生きるのならば真剣でありたい。

けれどやはり後悔はしたくないから、そうならないように努力する。

ただ、その努力も無駄になる日が来る。

どうにもならないことが確かに在る。

それが悲しいけれど、そう思うなら割り切り生きていかなきゃならんと知った。

優しいだけでも、暖かなだけでも、駄目なときがある。

厳しく突き放す必要がある時も在るんだ。

それは悲しい事じゃなくて、きっと始まりなんだ。

だからきっと絶対負けちゃならない戦いなんだと思うよ。

出来るなら笑っていたかった。

でも、笑えないと知った日に、悲しいけれど終わりだねって思ったよ。

そうして人は歩いてく。

本当に笑える日のために。