戯れの泉

「『旅を終え故郷に戻りし旅人。旅人から次の旅人を生んだら鍵を持って次の道を歩む』これが僕の祖先から伝えている話。旅を終えった旅人と言うのは、カムイのことで。次世代の旅人のことを差しているのは、カムイと君の子供のことじゃないかなとー僕は、睨んだんだー。」

そういってイザナは、古い埃まみれの小さな本をヒノカ女王とギュンターに読み聞かせた。

「というわけでーヒノカ女王は、これで夜刀神と国民に言っといて。｣

そういってイザナは夜刀神ーレプリカをヒノカに渡した。それを受けとるとヒノカはそれをケースに入れた。

「うんこれでヒノカ女王の夜刀神を返された事実が作れたね。あとは、ギュンターこれを君の子供に渡すようにしておくれ。」

ケースをずいとギュンターに手渡そうとした。

「イザナ公王。｣

「あ。そのまま君に渡せないね。それじゃ僕の使いに届けさせでば「イザナ公王！」

「わぁ！？驚いた急に大声出さないでよ。｣

「その預言は、間違えではないのですか！いつどうゆうときに起こることすら記されていないではないですか！」

「といっても預言書があったもーん。実際ひいおじいちゃんの預言も現実の通りになってんじゃん。」

「ひいおじいちゃん？｣

「うん。「旅人は、黄昏の道を選んだことで真実がうすっらと見ることになる」と預言の通りになったじゃん。」

カムイが見てきた真実のことを言っているのか。白夜王国の玉座に座ったガロンのなれの果てのことだろうか？それともアクアが言った「魔物」のことだろうか？
あるいは、無限峡谷の底にある「世界」のことだろうか？

「とーにーかーく。夜刀神を僕の指定した場所に埋めて隠しておくれ。そしてその上に僕の作った特別製のハリボテ岩を乗せる。いいね。」

区切り。