注意ー。元ネタはゼロとエルフィの支援会話です。

キサラギが黒いです。

それは、シノノメと狩りに行っていたときのこと。

「なぁキサラギ。先から外してねぇか。」

「うーん。今日は、少し調子が出ないだ。」

「そういうことじゃなくって。あれのどこが調子が悪いだ。キノコを真ん中に当ててるだろう。」

シノノメが親指で示した。キノコは小さいから当てることは難しいのにキサラギは、難なくキノコの真ん中に矢を当てている。

「あれ持って帰ろうか。あれれ凍ってる?」

「キサラギいつのまに冷気を出せるようになった?」

「え?僕冷気を出した覚えがないよ。」

スコップでキノコの根本を抜いた。

「シノノメだって知ってるでしょ。僕は生まれてこのかた冷気が出せないだ。」

氷の部族の出であるフェリシアを母にもつキサラギは冷気を出したことがない。

「今日のキサラギ楽しいそうじゃなかったぜ。他の獲物とかは冷気はない。にもかかわらずキノコは別だ。特にしいたけが。ゼロと喧嘩でもしたか?」

シノノメが凍りついたしいたけをキサラギに見せた。少し前ゼロがタクミのことを悪く言っていたからキサラギは目の敵になるようになった。



「父上への悪口じゃないよ。少し前。」

区切り。