希望としては最後はハッピーエンド。
擦れ違いって切ないね……。
でも、すごく綺麗だね。
そんなこんなで本日バレンタイン。
上手くいった人も上手くいかなかった人もチョコ食べよう。
チョコきらいならすきなもの食べれば良いよ、自分で決めなさいそれくらい。
いつものように何が言いたいのかわからなくなってきたところでオシマイ★
ってワケで少年の親友についてのあれこれ。少年が恋い焦がれるかの親友の心情は。
今年も俺の両手には抱えきれない程のチョコレート。
優しくて誰にでも公平で裏表もない。勉強も運動も完璧なのに、小学生の頃から一緒だったアイツでも、厭味な所は一個だって見つけらないだろう。
だってそう見せているのだから。まぁ本来の性格が温厚なのはあるけど、悪態を全くつかないなんて出来た人間でもない。――たいていは素で生活してるけど。
ただ、俺がひとつだけ誰にも秘密にしているコトは―……アイツを、好きだってコト。
いつからか、平々凡々な幼なじみとも言えるアイツに親友以上の感情を抱きだした。
今じゃクラスメートの男子とのスキンシップでさえイライラする始末。
俺の貰ったチョコをねだるアイツは単に俺に嫉妬しているだけだとは思う。
けど、どんな感情であっても俺を気にしているアイツが居れば、それでも良いと思っている。
自分でも相当重症だって自覚してる。何年片想いしてると思ってる、考えられること全部考えた。
そういえば、ひとつだけ不思議なコトがある。
前に『何故誰とも付き合わないのか』と尋ねられたとき。
思わず喉まで出かかったアイツへの告白を呑み込んで、慌てて答えた俺の言葉に、アイツは嬉しそうな顔をしたんだ。
俺は、その表情にちょっとだけ期待してしまった。
今は親友でも、いつかアイツと恋人になれるんじゃないか――って。
そのために、今はアイツの1番近くにいられる親友のポジションを、死守しようと思う。
親友にチョコをねだる少年について。彼の心情をあれこれ。
今年もアイツの両手には抱えきれない程のチョコレート。
優しくて誰にでも公平で裏表もない。ベンキョもうんどーも完璧なのに、小学生の頃から一緒だった俺でも厭味な所は一個だって見つけらない。
対して俺はベンキョもうんどーも並の並、クラスに必ずいる平々凡々な男子。好き嫌いはするし悪口だって吐くときもある。
ただ、ひとつだけ普通から外れてるのは――……アイツを、好きだってコト。
いつからか、モテるアイツに向けていた嫉妬心は周りに群がる女子どもに方向転換。
今じゃクラスメートの男子とのスキンシップでさえイライラする始末。
アイツの貰ったチョコをねだるのは女子に対するちょっとした仕返しだ。
……こんな自分に嫌気がさすときもあるが、アイツが見放さないでいてくれてるのだからそれでもいいと思う。
そういえば、ひとつだけ不思議なコトがある。
アイツ、誰とも付き合ったりしないんだ。
一度、理由を聞いてみたら『好きでもないのに、付き合えない』なんて言っていた。
まぁ俺としたらその方が安心だけどな。だって彼女がいない間は『親友』がアイツに1番近いポジションなんだから――。
女子同士が友チョコなるものを交換しあって義理も貰えてなかった気がしないでもない。
まぁ貰う奴は本命貰うんだろうがな。
今日試作チーズケーキを作ったけど……痛いよう!!!――…出費が。
クリームチーズって高いよね、250gで\150だよ。ありえん。しかも生クリームもいるから……!!
当分本は買えないなァ……。
添付はモッテモテな親友にチョコの一割をねだる少年の図。
『一割くれ!!』
『お前ホント見境ねぇな』
みたいな会話が成されていたり。