感受性が低いひとによる東京心覚大千秋楽偏重雑感

初見時と重複する反応は入れない方向です。
諸事情によりマンセーではありません(ディスりはないです)


2回目の鑑賞で漸く理解、これ実は清麿も水心子と同じ幻覚?に苛まれていると言うか同じ状態にあるんですね
江に水心子の状態を説明している時、ひとごとではない様な表現になっている

同様な状態の水心子を案じこそすれ、我が身は蚊帳の外
徹底して自分の事は隠す
水心子が一杯一杯の間、ひたすら待ちの姿勢が 健気
(弊本丸の個体にはない、いや待つは待つが健気さがない、可愛げとも言う)
同じ異変に瀕して全くぼろを出さないあり方、消滅の危機に晒されながら異様な落ち着きを見せた特命調査を髣髴と

矢張り水心子のための立ち回りだけで、他にやってること ないね
刺さる人にはそれが刺さるんだろうな……

目元のメイクがソフト京劇みたいだと思った、前も?
原作絵の下瞼に赤み入れてるのに倣ったのでしょうか

桑名が「人がいないなら道も要らない(ウロ)」とガキンガキン掘削してるから、アスファルトでFA

「仲間が増えるのは良いことばかりではない(ウロ)」と言って青江は旅に出たと再び聞くと、単騎配信見送ったのが尚更悔やまれます
多分リンクしてる

光世の外の人、巴の外の人と同じ枠だった


私が心覚を素直に楽しめない理由、正直に申しますと私が水心子曰くの「頑張っている」人に該当しないからです。

心覚はこの上無く観客に「寄った」「向いた」内容で、今迄以上にエールを送る趣旨で作られており、だからこそいたたまれなくなる輩です。
全然頑張れてなどいないし、むしろ怠惰ですらある。
台詞は心に沁みるのではなく、ちくちくとぶち刺さり、後ろめたさが先に立ちます。
日々頑張っている方には至極輝く言葉なのでしょう。
自分が残念です。

問題は作品の出来ではなく、私の不出来にあります。
ゆえに「こちら」を巻き込むような話にして欲しくなかったと思うのは、極々少数派な意見である自覚はあります。
別の意味で泣けてきますね。