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仕方ない

ゆかりんが慎姫に会いに来てくれました。
有難うvV
来てくれたのは金曜日。

その日に色々お話をしました。
ブルーになってる私にゆかりんは私が昔彼女に言った言葉をそのまま伝えてくれました。
ゆかりんが昔飼っていた鶏さんが亡くなったときのことです。
彼女は凄くその鶏さんを愛してました。
その彼女に私は「仕方ないよね」と言ったそうです。
記憶にはないですが、多分私は周りの人のペットが亡くなったらあまりダラダラ話す方じゃないので、きっとその時もそんな感じだったのだと思います。
個人的に私はそれ系の話を異常に同調するタイプなので、なるべくサラリと受け答える事を気をつけてるので。
うん、他人の話で当人より落ち込むのもザラだし。
↑実際に「人から悩み事を聞くな」と言われるほど酷かったです。
暫く胃痛で苦しんだりするのもザラだったしな。
今はそんなことないですけどね。
割り切らなきゃいけないの分かってるし。
で、仕方ないって話。

命は必ず喪われるものです。
消えゆくものです。
寿命が長いか短いかで、結局は絶対に亡くなります。
ペットを飼うならそれを必ず念頭に入れておかねばなりません。
そうでなければペットを飼う資格がないと私は感じています。
仕方ないのです。
だって殆どのペットは人間より寿命が短いのだから。
私は前の犬が死んだときそれを貫きました。
自分が辛かろうが何だろうが、関係ありません。
私が泣けばその子が安心できないのです。
だから二日ほど泣いて、すぐに普段の生活に戻りました。
泣いたって時間は後戻りしないのだから。
亡くなったその時に、その子との時間は失われてしまったのだから。
どうしようもないこと。
仕方ないことです。

情けないことにその割り切りが全く出来てません。
若い頃に出来ていたことが出来ないだなんて、恥ずかしいですね。
慎姫にも悪いし、粋さんにも悪い。
しっかりしなきゃ。
割り切りは非情だなとも思えます。
でも非情に徹することで大切なものが守れることを、今の私は忘れてるのだと思います。
それを思い出させてくれたゆかりんに感謝。
ついでに過去の自分にも。
ただこの言葉がゆかりんを傷つけたんだろうかと少し思いました。
もしそうなら悪いことをしたなと思います。
どういう風に言ったんだろ…過去の自分。

過去の自分だったら普通にそれが当然。
割り切らなきゃ守れないものがあると覚悟しているから。
でもその覚悟が出来てなかった今、この言葉は軽く痛みを覚えました。
今も昔もペットは先に死ぬと覚悟しています。
でも今回はあまりに早すぎたのと、あまりに納得できないことが重なって、なかなか割り切れなかったのだと思います。
でも割り切らなきゃ粋さんが苦しむ。
そう考えたら、別に忘れるわけでもないし、こんなに周りに「悲しい悲しい!!」と言う必要はどこにもないなと思えてきました。
それがスッと心におさまりました。
悲しい気持ちはもうないはずだしね。
寂しいのと悲しいのは違う。
悲しい気持ちは既にないはずだ。
それなのに周りに悲しみアピールしてもどうしようもない。
それこそ仕方ないと思う。
逆に仕方ないと思えないならペットを飼うことなんて許されない。
そう個人的には思います。
ペットロスなんて以ての外です。
泣いた分だけペットは苦しむのだし。
当然半年位は泣いてもいいと思います。
でもペットロスの人で随分暫く抜け出せない人がいます。
とある人が半年程そうだと聞きました。
私はそれが悲しいです。
確かに失う痛みは他人には分かりません。
同じ痛みは誰にもないものだから。
でもやっぱり泣けば泣くほどその子は悲しみ苦しむのです。
そう考えたら、その涙は誰のものになるのかと考えてしまうのです。
私が泣いた涙は、亡くなって三日ほどは純粋にその子のものだったと思います。
でもその後の涙は慎姫へのものではなく、自分自身への慰めの涙だったと思うのです。
それを悪いとは思いません。
でも、半年も経てば涙ではなくいい思い出を思い出すことがその子のためではないかと思うのです。
たまに思い出して泣くことが悪いとも思わないし、きっとペットの負担にもならないと思う。
でも毎日泣いて嘆いていたら…?
それはやっぱりきっと負担になると思いました。
だから悲しいのです。

慎姫が亡くなったのは仕方ない。
私のせいだし。
それにこんなに悲しいのも私のせい。
きっと依存してるからです。
因みにペットロスの人は依存してる為におきるという話も聞きました。
実際そうかもしれませんね。
兎に角、ペットへの責任は全て飼い主の私のもの。
他の誰のものでもありません。
でも悲しみよりは優しい思い出を思い出して笑いたいと思います。
そうして49日に送り出してあげたい。

今後新しくわんこを迎えたとしても、ゆかりんに言ったあの言葉を絶対に忘れないで念頭に入れておきたいです。
犬は必ず私より先に死ぬ。
そして、私より後に寿命がくるような犬は迎えられない。
亡くなったときに後悔しないように送り出せたら良いけれど、後悔もしない事なんて出来やしないから無理だと言うことももう一度再認識。
出来る限りの事はしたけれど、それでも他にきっと何かまだ出来たと考えてしまうから、これも仕方ない。
それでもその時出来たことはそれだけだったんだろうけれど。
ゆかりんを傷つけたんだろうかと一瞬考えた言葉。
もしそうなら申し訳ない。
どの様に言ったのか記憶にないし、どんな言葉と共に言ったのかも覚えてないから、傷つけたかどうかも分からないんだけど。
もし言葉足らずで無情な言葉に聞こえたなら申し訳ないと思う。
でも揺るぎない正当なる正義だったと思う。
あまりに正しくて、ただ正しいだけにも思う。
それでもこれを突きつけられたときに「でも」とか「だって」とか言い訳する位なら、飼う資格なんてないと私の今回の場合は思うんだ。
↑別に他の人にそう思えと言う訳じゃなく、自分自身が自分自身にそれを求めてるから。
割り切れないなら飼わない方がいい。
死ぬまで見届けて、死んでからもそれの辛さを永遠に忘れないで生きていけない。
悲しいだけなら、やっぱり飼うことは辛いだけになると思う。
だから、仕方ないと割り切らなきゃ飼うのは辛いだけに終わる。
特に寿命で亡くなったならば。
だからジョンの時はすんなりその宿命に従えたんだろうな。
今回はそれとは違ったから辛かったけど、仕方ないのは同じ。
それを忘れていたんだ。
ゆかりんは「短い命だったから」とも言ってくれた。
またPは「それが慎の寿命だったんだ」とも言ってくれた。
言葉は色々だけど、全部私のためを思って下さった言葉。
慎には何もない。
何も言えない。
だから、私が言わなきゃ。

そんなわけでゆかりんもPも本当に有難う〜!!!!
頑張るよ!
粋さんが本当に今凄いことになってて、私の情けなさに自分で呆れてます。
粋さんの為にもしっかりしなきゃいけないよね!
凄く今臆病になっちゃっていて、本気でどうしたらいいんだか悩んでます。
もう一匹本気で飼わなきゃマズいかな…と思うほど。
ただ、私も一緒だけど、彼が求めてるのは慎姫であって他の子じゃない。
そこがネック。
散歩の時のビビり方に私も参ってる。
元々臆病者だったんだけど、上半身と下半身が別れちゃうんじゃないかって程ガタガタ震えるので、どうしたらいいんだか…。
散歩大好きだったのになぁ。
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