あらすじ。

サモンナイト3をプレイしていてウィルは、イスラが理想だと思っていたと夜会話にありました。

イスラは、女の子に間違えるほどに可愛いし。長身で人当たりがいい優等生だし。

ウィルは、冷静だし動物に優しいしっかり者の優等生だし。

ゲームの本編にアレンジ加えながらイスラとウィルのお話を書きます。



僕の授業をした後先生は、例の彼の元へ見舞いに行った。しばらく後に先生達と一緒に危険なはぐれ召還獣を退治に駆り出された。

「私達は、この子達は、共存が出来ない。分かってても辛い……」

「ミュー」

テコのような無害な召還獣なら暮らせることは、出来ても。生物の営みを喰らう獣と共存は、出来ない。

暁の丘まで来るとマルルゥが出迎えてくれた。

「さっさみなさんもこちらへ」

「コラ!マルルゥ耳を引っ張るな」

小さな体で大きな虎の亜人ヤッファに早く早くと耳を引っ張る妖精。

「私もうお腹ペコペコだわよー。」

「みなさんのご厚意に甘えましよ」

「先生は?」

グギュルルルー。

「聞くまででもありませんね」

「ミャーミャミャー!」

ウィルとアティの間に跳び跳ねる宴会に入ろう入ろうと促すテコ。

夜の祝勝会。大人組は、酒を飲んで。ソノラとヤードは、伸びて先に船に戻って行った。しばらく後に僕もテコと一緒に船に戻った。

「はい。新たな世界のために」
ヤードさんの割りには、高い声が聞こえた。

声のする森に近づく知らない人間の青年がいた。

黒い髮を頬に伸びて後ろは、短い。首には、変わった金のわっかをを繋げた首輪をしている黒い瞳をした可愛いと美人な美貌な青年がいた。

ウィルが会った中でも綺麗な人だと印象を与えられた。

「ミャー」

テコが青年の足下にテコテコと駆け寄った。

「君の猫かい?」

「うん。テコと言うだ。貴方は?」

「僕は、イスラ。君は、何処から来たの?
ユクレス村?」

「僕は、ウィル。先生と一緒にカイル一家からお世話になってる。」

「すると君テコも僕のように島に流れてきたんだ。」

テコの頭を撫でるイスラ。テコも嬉しそうにスリスリする。

「テコは、違うよ。島に流れ着いた時にいた」

「ミャーミャーン♪」

「イスラさんは、こんな所でなにを」

「あぁ。ちょっと散歩中に」

「ムィ」
包帯を巻いたモグラのような動物がイスラの足下にいった。

「この子が怪我してたから僕はこのまま帰るよ。」

「送ろうか。」

「大丈夫だよ。近くだし。」

「そうか。はぐれ召還獣がたくさんいるから気を付けて帰ってねテコ行こう。」

「ミャー」

僕は、イスラにさようならって言って船に帰った。