ってわけで久々に講義内容でも書いてみる。



 つまらないのでやめろとかいわない。マジで自分のためなんです。試験の為なんです。




薬理作用の分類

 作用の及ぶ範囲から分類すると局所作用と全身作用がある。
局所作用は薬理作用がある一点に限られて現れる。薬物が吸収(=血中に入り全身循環する)前に現れる作用をさす。例えば、点眼薬(目薬)・気管支拡張薬(吸入薬)・局所麻酔などの作用をいう。
全身作用は薬物が体内に吸収され、全身循環により文字通り全身に分布した後に現れる作用をさし、通常の内服薬はこの類である。先に挙げた気管支拡張薬は気管支に作用する分には局所作用というが、全身に回ることにより副作用として不整脈を引き起こす場合、それを全身作用と呼ぶ。また、眼圧の増大により視界に障害を生じる緑内障に対する治療薬(点眼薬)により引き起こされる気管支喘息発作の誘発も全身作用である。

 作用の時間的な違いから分類すれば、薬物適用後すぐに作用が現れる急性作用と、長期間のうちに徐々に作用が発現する慢性作用、遅発性作用とに分けられる。

 作用発現の仕方から分ければ、直接作用と間接作用があり、それぞれ一次、二次作用ともいう。
 直接作用(1次作用)は、薬物がある臓器に直接働いておこす作用で、例を挙げるならジギタリス(キツネノテブクロ:強心薬)による強心作用などのこと。
 間接作用(2次作用)は、薬物がある臓器に作用した結果、間接的におきる作用をいい、先の例をとって言えば強心薬により心拍出量が増加した結果、腎臓への血流量も増加し尿量が増える利尿作用、また、ノルエピネフリンの注入により血圧が上昇するが、急激に上昇した血圧を下げようと副交感神経が働き、心臓にアセチルコリンが放出され心拍数が減少する作用も間接作用という。

 最後に、臨床応用の面から主作用と副作用(有害作用)に分類できる。
 主作用とは目的に合致した主要作用のことをさし、副作用は目的以外の作用のことだが、特に治療の目的には不必要・障害となる作用を有害作用と呼ぶ。しかし、副作用の中の有害作用をさして一般的に副作用と呼ぶことが多い。



 余談だが、薬物の名称には化学名(ex. 3,4-Dihydroxy-α-benzyl alcohol)、一般名(ex. Adrenaline)、商品名(ex. エピペン)の3通りあり、化学名は長ったらしいので一般には使われておらず、薬試においてはJANやINNの一般名を用い、最終的に職に就けば商品名(各製薬会社が命名したもの、同一薬物に対して多数あり。国際的には通用しない)を嫌でも覚えることになる、らしい。
 ちなみに、エピペンはアナフィラキシーショックなどが起こったときに自分で薬物が注射できるものだ。





 ってやってみたんだけどここまでは序論ってか、マジ本題入ってません。。。

 明日にでも続きやります。自己満のために。

 今日はあと英語訳さなきゃ。。。まじしんどいです。何このいきなりのハードな展開。……だれも予想しなかっただろう。