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どっちが好き ばとん


どっちが好き?バトン


どっちが好き?バトン


あなたの好きな方を選ぶだけ!
ちょっと長め。

レッツゴー!



ノートPCorデスクトップ
→いま使用しているのはデスクトップなのでデスクトップ!!
でもノート便利でいいですよね…(おい)


ガンダムorアクエリオン
→どっちもよく知ら…(ry
いつかガンダムを見たいとおもっています。


坂田銀時or定春
→銀ちゃんがすき!
あ、そういえばアニ銀再開おめでとうございまっす!春休み明けは〜はじまるというナイス構成に思わず「ぐっじょぶ!」と叫びましたよ(笑)


ブリーフorボクサーパンツ
→はかねぇよ(笑)と言いたいところですが、ボクサー派の男子のほうがすきです←


ストーブorこたつ
→こたつ。そうだ、デスクトップパソコンのだめなところはこたつの中でパソコンできないとこですね。ちぇっ


お米orパン
→お米。パンも嫌いじゃないんですが、甘い味のパンは基本的に食べられないのでお米党。


カレンダーor日めくり
→日めくりって使ったことないなー、というわけでカレンダー。


ゴキブリorカメムシ
→カメムシたんにきまってるだろうが!!Gはもうね、無理です奴を見ただけで発狂しそうになるくらい苦手さわれない…


でかい蛾orでかいハエ
→でかい蛾
綺麗な感じがするので。蝶々って見方によってはグロテスクでホラーな見た目ですが、私はそういうの綺麗って思うタチなので。


アナロ熊or地デジカ
→地デジカ(笑)
あのひょろっとした感じが好きです*


固形石鹸or液体石鹸
→液体石鹸。固形もきらいじゃないですが、使ううちに表明が黒くなる感じがどうも…


住宅地or田舎
→うーん…。これは難しいなぁ… 住宅地かなぁ。田舎もすきなんですが、住宅地の人が生きている感じがすきです。


祖母or祖父
→ん、んー…漫画とか小説でみるなら祖父かなぁ。
「ちびまる子ちゃん」の友蔵とか、おじいちゃんキャラってなんだか憎めないです。


眼鏡orコンタクトレンズ
→個人的にはコンタクトかなぁ。視界がクリアなので。しかし使用時間は眼鏡のほうが長くなりつつある。家にばっかいるからな…。ひきこもり…


クロワッサンorシロワッサン
→シロワッサン!もちもちしてて美味しいすき!


ケロッピーorキキララ
→ケロ。やはり憎めないぜ。昔カエルキャラって苦手だったんですが、最近可愛い気がしてきました。人の好みは変化するようです。


マイメロorシナモロール
→マイメロかな?シナモンは私の世代ではあまり馴染みのないキャラクターなのでマイメロに比べて思い入れが…。個人的にサンリオキャラではポチャッコとかプリンたんとかがすきだったのですが、時の流れの無情さでどこかに消えてしまいました。かなしい。


ゲームor漫画
→漫画。ゲームも好きなのですが、やはり私は漫画オタクなので漫画だなぁ。
漫画がないと生きていける気がしません。
漫画描けるひとは神様!


男の子or青年
→青年…かな?いや男子は皆さんすきですよ。赤子からオッサンまで皆 いとしい。しかし、どちらかというと年を経た過去ある人間がすきなのです


ガチムチorマッチョ
→ガチムチ(笑)
鎧みたいなからだよりも、隙があるからだがすきですが。
太ももふとかったり。


ぷるぷるorぷにぷに
→ぷにぷに!マシュマロの感触がすきです。
ぷにぷに…!たぎるものがある。


バーコードorシリアルナンバー
→バーコード。
シリアルナンバーは入力がめんどくさい…。


腐女子or婦女子
→腐女子かなぁー(笑)
いや、女子ならみんなすきです(`・ω・´)キリッ





楽しかった?
→なかなか楽しかったです!




回す?or回さない?
→毎度のごとくふりー。





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エムブロ!バトン倉庫
mblg.tv
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「寄生獣」岩明均 レビュー

私は漫画大好きクラブ会長を(勝手に)自認して●十年が過ぎようとしている まー筋金入りの漫画好きなわけですが、それだけたくさん読んでいると記憶の片隅に埋もれてどんな話だったか忘れかけてる漫画もあります。

私はわりと読んだものは忘れないタチなんですが、それでも忘れてしまう作品ってある。

そういう「読んだかどうかもわからんくなる作品」がある一方で、記憶に残って なにかふと考えさせられることがあるたびに そっと記憶から掬い出されて それを読んだときの気持ちとか考えたことがフラッシュバックするような…簡単に言えば「忘れられない」作品も同時にある。

きっと数十年読み返さなかったとしても忘れたりしない、私のとって そういう作品のひとつがこの「寄生獣」だと思います。

岩明さんの作品はとにかくインパクトがあって、自分がいままで漠然と持っていた何かを見るときの基準…「ものさし」を「それでいいのか?」って問い直されるような、そんな気持ちになるものばかりです。

ちょっと漫画を読みなれていない人にはとっつきにくい感じの絵柄で(まーなんていうか青年誌っぽい感じですよね)「ええー」って思う方も多いと思うんですが、悪いこと言わないのでちょっと読んでみて欲しいなぁ と。


というわけでこれから「寄生獣」がどういう漫画で、どう素晴らしいのかをちょいと語ってみたいと思います。








■あらすじ■

新一はごくごく普通の高校生。
ある日の夜、いつものように自室で音楽を聴きながらうたた寝をいると、奇妙な感触を感じて目を覚ました。
見ると、目の前にはヘビのように細長い虫のような、見たこともない生物が。
体内に入り込もうとする謎の生物と格闘する新一だが、矢のように飛んでくる生物をガードしようとした右腕に謎の生物は入り込んでしまう。
腕を電気コードで縛ってなんとかそれ以上からだの上部に上らないよう防ぎきった新一だが、ドタバタと大きな物音をたてたせいで父親と母親が部屋に入ってきてしまう。
事の顛末を説明する新一だが、右腕を見ると 謎の生物が腕に入り込んだ形跡は綺麗さっぱり消えてしまっていた。
あれは夜に寝ぼけてみた夢だったんだろうか…?と 胸になにかひっかかるものを感じながらも眠った新一だが、翌日 いつものように登校した学校で不良のグループに因縁をつけられてしまう。
新一が危機感のようなものを感じた瞬間、右腕は意志を持ったように勝手に動き、伸び、不良たちを倒した。
やっぱり、この右腕はおかしい、何かが変わってしまった…!
そう思った新一は慌てて帰宅。
右手の指の水かき部分を包丁で刺すと、右手に目が現れ 口ができ、「ざんねんだ… おれ みぎて しっぱい…」と言葉を発したのだった。
その右手…"ミギー"が言うことには、ミギー自身も自分の正体はわからないらしい。
ミギーにあった本能は"脳を奪いたい"というもの。
新一の右手として不完全な成熟をしてしまった今の段階ではもう、新たな宿主を探すことは難しいらしい。
普段は新一の右手としての役割をこなしつつ自分が生まれてきた理由を探りたい、というミギーと新一は奇妙な同居生活(?)を始めることになる。
しかし その一方、ミギーと同種の生物"寄生獣"たちは着々と地球上の動物のからだを奪っていた。
寄生獣の特徴は宿主となった動物と同種の動物を食料にすること。
そのため、人間に寄生した寄生獣たちが人間を喰う事件が多発し始めていた。

人間とそれに寄生する獣"寄生獣"が現れたとき、そのとき人間は如何にその生物と付き合うべきか。

「人間という生物として生きること」「他の生き物との共生」について問題提起する驚愕のSFサスペンス



■レビュー■

世の中に「寄生獣」の魅力について考えた文章は沢山あると思いますが、なんとなく、「人間という生物として生きることとは何か」「共生とは」の部分を掘り下げて書かれた文章が多いんじゃないかなーと思います。

私も実際 あらすじの最後の部分をそんな感じでまとめてしまっているので 人のことを言えないんですが、「人間として生きるということとは何か」「共生」という部分が「寄生獣」の重要なファクターであることを認めると同時に、そういう文章でちょっと忘れがちかなぁ と思うのが主人公の新一とその右手となった寄生獣・ミギーの友情だと思うのです。

そしてその部分こそが、私が一番「寄生獣」を読んでいて胸を打たれたところで本作品の主題なんじゃないか、と。

主人公・新一の右手に寄生したミギーという奴はとても不思議な奴で新一のからだを乗っ取ろうとして、右手だけを乗っ取るという「失敗」をしてしまうんですが、そこからの彼はポジティブに新一の協力を得ながらうまく宿主である新一と生きていくことについて考え始めます。
新一ははじめ、ミギーと自分との考えの違うところ…例えばそれは寄生獣の重要なファクターである部分にもかかってくることですが、自分が生きることのためなら 他の固体や生物を犠牲にしてもかまわない、といった姿勢などに対して嫌悪や恐怖を感じているのですが、物語が進むにつれて 新一とミギーは互いに少しずつ自分の物差しを広げ、互いの考えを理解し、その上で新一なり、ミギーなりの考えを示すようになっていく。
新一がミギーを自分に寄生する厄介者から友達と認識し、またミギーも新一に対して自分の宿主としての献身以上に、ひとりの友人としての関わりや特別な思い入れのようなものを感じるようになっていくあの流れは本当に秀逸で、はじめは恐ろしい生き物としか思えなかったミギーが終盤 なんだか可愛く見えてくるのはきっと、私だけじゃないと思います。

「寄生獣」は地球に飛来した人のカラダに寄生し、人を食う新生物・寄生獣と右手に寄生獣を宿らせた主人公・新一の迷いと戦いの物語であると同時に、新一と寄生獣・ミギーの友情と成長の物語なのです。

「寄生獣」はそういう意味では非常にミニマムなスケールの物語だと思います。
あくまで個人的な友情の物語、という意味で。
けれど、ミニマムな視点から考えるがゆえに 胸にせまるものがあり、考えさせられるものがあるので その辺りは本当に読んで味わって欲しいなぁ、と思うのです。

共生だとか人間と他の生き物の関係、なんていうと堅苦しくて説教めいた漫画みたいですが ほんとそんなことはないです。

ちょっとグロテスクな部分もあるのですが、違うものがわかりあうことについて、「異生物」という切り口から考えた作品です。

私が「寄生獣」を初めて読んだ頃、人生で一番人間嫌いだったのですが、読み終えて少し人間を許せるような、そんな気持ちになりました。

決して「勝った」「負けた」、「倒した」「倒された」と二極化できないことを描いているのに、こんなに読後感の良い物語として描ききってくださった岩明さんには本当に感謝しかない。

人間はきっと、私たちが思うよりずっと ましな生き物なんじゃないでしょうか。

ちょっと気持ちが殺伐としているときにこそ 読んで欲しいなと思う全10巻です(完全版は8巻)

私が純閲だった頃 (突発こらむ)


突発思い出こらむ

「私が純閲だった頃」 ※くらめ。欝気味中二の気分反映されてます。



今ではこのブログと小説を書いているサイトとツイッタと…といろいろとオンで活動していて、曲がりなりにも「管理人」という立場を演じて数年経った私ですが、そんな私にもまだうら若き頃があり その時は携帯はパケ放題ですらなく、小説を自分が書けるとはつゆとも思っておらず、趣味で人様の書いた二次創作やらを読んでいた、そんな時代がありました。


当時の私はとある三次元バンドに熱を燃やしており、そのバンド全員をHOMO化し、バンド内カプを作り上げた小説に大層ご執心で、その手の小説を扱ったサイトをとにかくクルーズしていた。


そんなとき出会った神サイトがAさん(もちろん仮名)のサイト。


Aさんは私より少しばかり年上で、穏やかな人柄(日記等から察するに)


ジャンル内でも中堅といった立場で、管理人同士の友達も多く、お互いにコメントしあい、私信を飛ばしあい、バトンを回しあう友人が私の確認できるだけでも5〜6人はいた。


とにかく「ネト充」という言葉がピッタリな方だった(そんな言葉は当時なかったけどね!)


私はロム心に彼女に憧れた。


作品が素敵で、穏やかな人柄。


皆に好かれていて……とにかく、ネットで見る彼女はいつも楽しげだった。


私は彼女の作品が好きなことがが高じて、いつの間にか彼女自身を羨ましいと思うようになっていた。


そして、できるなら 彼女の記憶の端っこに 私も入りたいな と思っていた。


ファンのひとりとしてでいいから。



そんなある日、彼女が某バンドナマモノ同人小説の新作をアップした。


その小説はバンドのボーカルで女王様気質なYさんが花魁、ベーシストのK氏がY氏の客、というパラレルシチュエーションの連作の一作目。


記憶が定かでないのでハッキリとどんな作品だったのか言えないのですが、私はとにかく感動し 携帯を前に鼻息を荒くした。


この気持ちをどうにかして彼女に伝えたい…!


そして私は決意した。


彼女に、感想を、送る。


いつも見ていたことを、大好きなあの作品のことを、新作の感想を彼女に伝えるんだ!


私は三日三晩考えて彼女に送る感想の文面を考えた。


きちんと敬語を使い、絵文字は使わない。


彼女はほんのちょっぴりの顔文字を穏やかに使う人だったので 最後の「これからも応援しています」のあとに(^-^)の顔文字だけ使った。


ちょっとシンプル気味かもしれないけど、初めての感想だし なんやかんや言って結構長文になってしまったので顔文字はあまり使わないほうが気持ちが伝わるだろう。


私は震える指でメールフォームからメールを送った。


時間は夜の八時。


このくらいがベストだとマナーサイトなるもので読んだので私は20時00分に送信した(馬鹿正直だったんです)


私はやりきった達成感と膨らむ期待で胸がいっぱいだった。


彼女はサイト内に「レスページ」なるものを作って拍手やメールフォームからのメッセージに返信をしていた。


きっと私のメッセージにも彼女は返事を書いてくれる。


私はそう思った。


しかし、私がメールを送ってから3日が経っても私のメールに彼女が返信をくれることはなかった。


彼女は相変わらず日記を書き、サイト管理人同士でどこで行われているのかはわからないがチャットを楽しんでいた。


作品は更新されてはいなかったけど、そんなに速筆な方ではなかったのでそれは多分 普通のことだ。


私は何か失礼なことをしただろうか、と悩んだ。


そして彼女がメッセージにレスしているページを隅から隅まで読んだ。


…やっと気づく。


彼女がメッセージに返事を書いている人たちは皆 日記を書いているか小説を書いているかメルマガを発行してる人だった。


彼女は非管理人の一般読者が嫌いなのか、一般読者は空気と思っているのか…その辺りは定かではないが とにかく「サイトを持っていない人間には返信する価値もない」と思っていることに私はようやく気づいた。


考えてみればおかしい。


あんな素敵な作品を書く方なのに返信ページはみんな彼女の友達、知り合いの管理人で埋まっているなんて。


私の他にも非管理人の誰かからなんらかのメッセージがあったはずだ。


それに対する返信はどこを探しても見つからないなんて、おかしい。


それから一ヶ月くらい私は彼女のサイトに行かなかった。


とにかくショックだったのだ。


彼女のサイトどころか、あんなに好きだった某バンドのナマモノサイトはどれも見る気がしなくなってしまっていた。


そんな風に一ヶ月が経った頃に私は再び、一縷の望みを託すようにレスページを開いた。


けれど、どこにも私への返信はなかった。


最新の返信は前日に拍手から送られたらしいものだった。


あんなに彼女を素敵な人だと思っていた自分が馬鹿みたいで、とにかくくやしかった。


自分のサイトを持っている管理人同士とサイトを持っていないけどサイトめぐりが好きで、ロムっている人とどうしてそんな差別をするんだろう 


私はサイトを持っていないけど、彼女の作品が好きで応援しているという気持ちには管理人仲間の人と変わりないと思う。


今思えば 彼女のサイトは私なんかの感想などなくても十分盛り上がってにぎわっていたから 私なんかの感想はいらなかったんだろうけど、いらないならなんで拍手を置いているのか。メールフォームを設置しているのか。


彼女と管理人仲間さんたちはお互い本アドを知っているみたいだし、感想はいらないならそんなもの置かなくていいのに。


いや、置くなとは言わないけどせめて書いておくべきだと思う。


「サイト管理人でない方からのメッセージには返信しません」と。


…まーなにがいいたいかと言うと、私はとにかく傷ついた。


えーもう、サイト管理人なんて嫌いだぁぁぁ!と夕日に背を向け走り出したいくらいに傷ついた。



もうサイトという存在自体苦手になるくらいのトラウマを受けたのですが、まーなんで人生そうなるのかよくわかりませんが、性懲りもなく私はネットの世界に舞い戻ったわけです。


今度は管理人として。


そんな今、思うことがあります。


「サイトを持っていない、純粋な閲覧者さんを大切にしよう」


サイトをやっていると、明らかに「自分のサイトの宣伝目当ての擦り寄り」をする管理人というのが一度は現れて感想と混ぜ込んだ自サイト宣伝をかましてきます。


もちろん心の中でイラついたりしますが、でもそういうまだ青い人がいることを私は仕方ないと思う。


誰でも皆最初は初心者だし。


初心者は手っ取り早くちやほやされたいと思ってしまうもの。


感想を送ると義理でもなんでも感想返しといえばいいんでしょうか?


感想を書き返してくれるものですから、宣伝混じりの感想を投下したくなる気持ち わからなくはない(それを自分がする、しないは別のお話ですけどね) 


なにがいいたいのかと言うと、管理人同士の交流にはもちろん素敵な「お互いがお互いの書いたものが好きでコメントしあう」という理想的な関係図がある一方で、少々歪んだ…「自分のところにコメントが欲しいがゆえの感想コメント」というものも存在する。


でも、サイトを持たない純粋な閲覧者さんはそういうことはない。


お互いの書いたものにコメントしあうことはできなくて、閲覧者さん側が感想をくれる→返信というかたちでしか交流ができなくて 相手がどんな日常を送っているのかとか、どうしても不透明な部分はあるけれど、だからこそ自分の書いたものが好き、と言ってくれる相手の気持ちに他意がないことがわかる。


このお世辞あふれるネットの世界で、それはかけがえのないものだと思うのだ。



**********************



私がまだ純閲覧者だった頃、私は「純閲覧者からの言葉なんて管理人様方から見たらクソ嬉しくもない戯言だったのだわ」と絶望した。


でも、今はそうは思わない。


純閲覧者さんからの一言こそ管理人を奮い立たせてくれる金言です。


管理人のお友達と同じくらい、もしかしたらそれ以上に、純閲覧者さんの一生懸命な感想は管理人を支えてくれます。


少なくとも、私はそう思う。


私が閲覧者だった頃。


憧れていた管理人さんに感想を送ったら私にだけ返事が返ってこない、というトラウマをうえつけられた。


でも、今はそれも今の自分を作る血肉になってくれているように思います。


人のフリ見て我がふり直せ。


心を広く持って、くだらない悪意や虚栄心を持った初心者の愚行は流すスキルを。


同時に、本当に嬉しい言葉をくれる人には感謝と愛を。


私がここ数年の管理人ライフで学んだことはこんな感じ。


100パーセント実践できているとは言えませんが、少なくともこうあれるように、という気持ちはある。





ネットの世界を冷たくするのも温かくするのも自分次第。


少なくとも、私に話しかけてくれた方に「ネットは冷たい」なんてトラウマを植えつけないようにしたいな、と思う。


まとめると、純閲さん、らぶ!ってことです笑










6月に買う漫画 ダークサイド




数日続きました6月の新刊コーナーです。

今日はBL編っす。

BLがすきだよ万歳!ということです。

BL好きなお嬢さんの作品探しに寄与できればこんなに嬉しいことはないです。

BL界の礎となれるなら、不詳稀嶋ゆきお、いつ死んでもいい所存であります。





ASUKAコミックスは早売りしてるので正確には5月末発売ですが。
これは楽しみだよ!!!!
いやーもう。レビューしたときも書きましたが、攻めキャラの隆明さんがカッコかわいい、ほんといいツンデレなんです。
この世にあんな可愛い格好いい神主さんがいるなら私は毎日通いたい。
誰か隆明さんのいる神社知りませんか(私はBLキャラの職業の中でも聖職者…特に坊主・神主あたりに弱いです)
3巻のあのヒキの極悪さに4巻はいつだぁぁぁと叫んだのはそんな前のことでもないのですが、4巻発売の情報が私の耳に届くまで私なりに葛藤とかヤキモキとかありました。
先が気になって気になって…隆明さんが格好よくて可愛くて…もう禿げるかと思うほど悶々としたぜ。
BL好きな女子の日常というのはこんな感じなんです、というきもちわるい日記を紹介文に書いてすみません。
とりあえず、読んでない方は読むといいと思います!わりとライトな作風ですし、ASUKAらしく絵も綺麗です。
初心者から玄人までって感じですね。





…つ、ついにキタ!「純ロマ」でちょいちょいといい役で登場していた丸川出版の御曹司・井坂と彼の秘書朝比奈編「純情ミステイク」単行本化!
しかし例に漏れぬ このドラマCDというオマケが… うう、酷いわASUKAよ。
私はこのドラマCD付き限定版というものにそんなに興味のない人間なので 小冊子もつかないのに!という理不尽を感じつつ本書を手に取ることになるわけですね。ええ。
でも仕方ないよなー それもまた人生。

いやでも、ミステイクの内容には俄然期待が!だって 秘書×御曹司 かつ 堅物×ふらふら ですよね!?これは…大好物です。
今まで何度か叫んできましたが 私けなげな受けと同じくらいふらふらビッチな受けが好きです。
ふらふらビッチなツンデレが堅物に更正させられる展開とか ほんとに…好きだ(真面目な顔)
きっと井坂さんは私の好みストライク☆だと思うのでこれは高くてもCD付でも買わないわけにはいかないのです。

ASUKAの商売上手!





…タイトル見た瞬間「のきつねぜん…?」と首をかしげた方、私のソウルメイトです(いらん認定)

これはやこぜん、と読むらしいです(グーグル調べ)

>野狐禅(やこぜん)とは、禅宗において、禅に似て非なる邪禅のこと。「無門関」第2則の「百丈野狐」に出る語である。野狐(やこ)は低級な妖狐の1つを意味する。野狐精(やこぜい)、野狐身(やこしん)、また生禅(なまぜん)ともいう。
by wikipeddia

っつーことです。

邪宗… むむ。とりあえず、今の私の気持ち。
「もしかして坊主がでますか どくろさん!」

どくろさんが坊主書いてくれたら私、他に何もいらない…(輝く瞳)

どくろさんの作品はパンチがあって、エッジで 優しくてぐちゃぐちゃで、ほんとにパワーがあります。
独特の世界観。未読の方はぜひ!特に私は「エンドレスワールド」が大好きです。泣いた。





…なんと6月は皆だいすき草間さんの新刊まで登場です!
いつものごとく前情報を何も知らない私ですが、このタイトルのかわいさは異常。
草間さんの作品は柔らかいのに固いかんじもする独特の線で描かれた絵柄と、どことなく和風の…ちょっとだけ明治っぽい言葉選びの妙がたまらないです。
どことなく、エロス。上品なエロスです。
マニアックな好きポイントとしては、食事をするキャラのシーンがすごく色っぽくてかわいいです。
そんな素敵な飲食シーンは「肉食獣のテーブルマナー」「地下鉄の犬」等で味わえますのでぜひぜひ!
新刊もものすごく楽しみ。





…館野さんの新刊がほんとに久しぶりに出ます!
このタイトルからして「館野さんだー」って感じでドキドキ。
館野さんの作品は決して派手な、ドラマチックな感じの出来事は起こらなくて とても淡々としているのですが、そのサラリとした味わいの中にある「熱」 擦り切れそうな感情の一瞬の爆発、みたいのがあってそこにものすごーくトキメキます。

私が特に好きなのは「変わる世界」と「長い間」でしょうか。未読の方はぜひ一度!



来月は数は少ない感じですが楽しみ度が高いものばかりでこれは豊作かも!




6月に買う漫画 一般編その2



先日に引き続き、買う漫画紹介第2回ですー。


毎月毎月 新刊買うだけでこの散財はどうしたらいいんでしょうね。

もうこれは「業」だと思います。

しかしこれでもまだ面白い漫画を読みきれている気がしないのが漫画の世界の素晴らしいところですね。





…毎度毎度 楽しみにしているカノ嘘、最新巻。
あ…そういえば拍手から「カノジョは嘘を愛しすぎてる」とだけ書いたコメントが以前頻繁にきていまして、返信に困った挙句スルーしたという過去があるのですが、この作品の1巻が出た前後くらいに本誌の感想あげてたのでそのせいかなーなんていまふと思いました(すごくどうでもいい)
カノ嘘は私が好きなネタ「音楽」を現実の世知辛くも汚い部分と漫画らしい部分を混ぜ合わせて描かれた一作で、青木さんの真骨頂ともいえるモノローグの切れ味がほんとに半端ないです。
ドキドキする言葉に溢れています。
「曲を書くことは排泄をすることに似ている」とか「俺はお前が嫌いだ」とか胸をえぐられるワードの山です。
ショービジネスである「音楽業界」という現実と主人公ふたりがどう戦っていくのか、それにまつわる人間模様からいつも目が離せない。
そして男の子がみんないちいち格好いいです笑
世知辛い少女漫画ってなんでこんな素敵なんでしょう。





…「BLOOD ALONE」ですっかり好きな作家さんになった高野さんの新作です。
高野さんの作品のどこが好きかといいますと、その「清潔さ」です。
恐ろしい話や気味の悪い描写がなされていることもあるのですが、やっぱり皆 どこか高潔なのです。
んー、どう例えたらいいのかわからないですが 知性的な作家さんだという印象があります。
コマ割なども変形が少なくて長方形のコマが綺麗に並んでいて、そこに線の綺麗な 丁寧な絵が並んでいる。
台詞も口語というよりは敬語が多くて、綺麗。
そんな作風なので少年漫画などに特有のスピード感はないのですが、じっくり読まされるうちに秘めた力がふつふつと伝わってきます。
…とりあえず、私は高野さんの漫画がすごく好きなのです。





…なんとなんと!あの「修羅の門」のスピンオフが登場なんですって!
修羅の門というのは私が愛してやまない格闘漫画の金字塔です。明日のジョーよりタイガーマスクより 私は修羅の門が好きである。
先日10年ぶりの新章が開幕して、修羅の門ファン全員が泣いたことは記憶に新しいですが、なんと早くもスピンオフまで。
今作は「修羅の門」でも屈指の名エピソードを戦った、ブラジル神武館の天才イグナシオを主人公にした作品で、九十九に破れた彼が再び古巣のサッカー界に舞い戻り、サッカー界を席巻していく という物語らしいです。
私はこのイグナシオがほんと好きでね…もう、あのエピソードは何度読み返し何度泣いたことか。
舞子ママの名台詞「マジシャンの弟子は マジシャンよ」を読むたびゾクゾクします…って読んでない方に不親切なただの独り言ですみません。
とりあえず、地球の端っこで修羅の門おもしろいよ!と叫んでおきます。



「修羅の門 第弐門 2巻」川原正敬

…と思ったら修羅の門の2巻まで発売でした天国!
どんだけこの話が好きかは上記参照。





…以前レビューも書きましたが親子将棋漫画第2弾!
私は知能戦スキなので、囲碁将棋マージャン等のボードゲームものが非常に好きだったりします。
ので発見するとすぐ買います笑
この手の漫画の主人公は「天才」or「原石」に2パターンが基本ですが、今作品のポイントは「そのどちらでもない」ところでしょうか。
ボードゲームを楽しむために、プロのようなウデはいりません。
そういう当たり前のことを自然に教えてくれる…そういう漫画です。
絵も可愛くて最近とてもお気に入りの漫画です。
楽しみだ。





…最近読んでいちばん感動した漫画!
この作品とジャイキリのせいで(お蔭で)ついにモーニング読者になるに至っています笑
夢を追うことが難しくなった、つまらないことだと思われるようになった今の時代だからこそ感動できるエピソードに溢れていてとにかく感涙の連続。
特に9巻はもう、なんかを搾り取られたであります。
近くて遠い宇宙というロマンを、漫画というカタチで 二人の兄弟の目を通して教えてくれる素敵な漫画です。

…ちなみに、私が宇宙兄弟に興味を持ったキッカケは「テルマエ・ロマエ」のヤマザキさんの息子さんが「宇宙兄弟」を読んで宇宙飛行士になりたいと言っている、というエピソードを聞いたためだったりします。
ヤマザキさんの息子さんの目に狂いはないですね笑





…高河さんの新作。
ラブレスは…?と思う気持ちもあるにはありますが苦笑!素直に嬉しいです。
私、実は高河さんの絵がすごく好きで。こっそり画集も持っていたりします←
特にカラーが個性的でかわいくて ちょっと毒気もあって素敵だなーと思わずにはいられません。
新作は「ブラッドハイスクール」と副題があるのでもしや吸血鬼とか…?
非常に楽しみです。





…は、話がやっと転がってきたなーと思ったらまさかの完!のデュラララでアリます。
ま、まじかー。ちょっと驚きが隠せません。





…きました最新巻!毎回涙を搾り取られ、考えさせられるよしながさんの作品の中でもこんなにヒットしたものはないってくらい有名になりました大奥です。
二宮くんの映画は未だに見れてませんが、漫画の名作ぶりはほんと筆舌に尽くし難いものがあります。
よしながさんという作家さんはとても頭のいい方で理知的な方なのですが、同時にすごく感性的なところもあって、そこがよしなが漫画が他の追随を許さない理由だと思います。

よしなが漫画を読まない人生はきっと勿体無い!よしながさんの漫画は娯楽としての面白さと、読み物としての高尚さ、どっちも持っているのです。
漫画ってサブカルチャーだけどサブカルチャーと舐めているヒトにこそ、よしなが漫画を読んで欲しいな。





…「大奥」に続いて、こちらもサブカルというなかれ、な漫画です。
曽田さんの漫画はほんとに!もう言葉を失うような圧倒的なパワーがあります。
特に「昴」から続くバレリーナ・昴の人生を描いたこの「MOON」には女子として言葉がないです。
女性を主人公においたこんな圧倒的なスポーツの漫画がいままであっただろうか…!?とすら思います。
曽田さんが漫画を描いてくださる時代に生まれたことにはほんと、感謝しかありません。
…それにしても曽田さんって「MOON」にしろ「カペタ」にしろ、「め組〜」にしろ こんな名作ばかり生み出して さらにこの刊行ペースって…(カペタもMOONも月イチ連載ですがどっちも各40枚くらいづつ。これは二つ合わせれば週刊誌並です)ほんと、すごい方ってすごいですね。
漫画家の鏡だと思います。



以上、6月の漫画一般編でした。

次はダークサイドです。

漫画がある国に生まれなかったら、私はどんな人間になってたんでしょう。ほんと、想像できません。
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