蟹通販にもデメリットがあります。
それは何かというと、店頭と違い、じかに商品を見て比べることができないということがまずあるでしょう。
店頭販売なら、身が詰まっていることも確認でき、その場で試食させてくれる店舗も多くあります。
蟹の品質だけでなく、茹でるときの塩加減などでも味が変わるので、好みに合う味付けの店を探せばより美味しい蟹を楽しめます。
蟹通販なら簡単に利用できて安いというのはありますが、そうしたデメリットもあり、一長一短といえます。
かに好きの私にとって四季を通じてかにが最高のご馳走ですが、特に冬場のご馳走のてっぺんに君臨するのがかにということに反対する人はいないに違いありません。
かにといえばここと誰もが知る名産地の漁港から、取り寄せられればうれしいですね。
かにを通信販売で購入するのに当たって何を基準にすべきなのか悩む人も多いと思いますが、通販でかにを買うときの選び方の、ポイントは3つです。
産地というのはもちろん、いの一番に考えなくてはいけないものです。
誰でも知っているような、かにで有名な地域で水揚げされたものなら、安心ですね。
産地が決まったら、いかに早くそこから届けてもらうかを考えることです。
最後の仕上げに、インターネットの口コミなどのお店の評判を基に自分なりのお店のランク付けをしてみれば、間違いのない選択ができるかもしれません。
蟹は旬の贈り物としてもポピュラーです。
お知り合いや家族に、お歳暮として新鮮な蟹を贈るというケースが多くなってきました。
しかし、贈る前にこれだけは気をつけましょう。
蟹は新鮮さ命です。
鮮度が損なわれれば、美味しさも損なわれてしまいますし、場合によっては、お腹を壊してしまうケースも考えられるのです。
そうしたリスクを回避するには、通販では信用できる業者を吟味して選ぶようにしましょう。
また、相手のご家族が在宅している時間に届くように発送するようにするべきですね。
何はともあれ、味がおすすめのかには何でしょうかと聞かれますが、私の一押しはズワイガニです。
ズワイガニというと、水揚げされた地の名がブランドになっている地域の特産品になっており、皆さんご存じの松葉ガニや越前ガニなど、地域の名がつくようなズワイガニは、味の保証ができます。
少々お高いのはブランド料だと考えてください。
有名ブランドのかになら味噌までしっかり堪能できます。
渡り蟹という種類を聞いたことがあるでしょう。
これは日本中に広く分布する蟹で、正式名称はガザミといわれ、主に内湾を抱える地域、例えば瀬戸内海や有明海、大阪湾、伊勢湾などに分布していますが、最近は国産に加えて中国などの輸入品も多く出回っています。
六角形の横長の甲羅を持つ、比較的大きなサイズの蟹であり、蟹肉や蟹ミソ、そして卵巣など、捨てるところのない美味の塊として知られており、各地で食用蟹の代名詞として愛されてきた歴史があります。
そのまま塩で茹でたり、蒸したりして食する方が多いようですが、味噌汁からパスタの具材、韓国料理に至るまで、使い道は多岐にわたります。