職場が変わったのでその近くに住みたい、世帯の人数が増えた、あるいは減ったといった事情で今の住まいを出ようか、となることが多いでしょう。
この際だからと、不要なものやいらない服などを一気に処分し、少しでも身軽になって新しい生活に入ることが多いと思います。
引っ越しを機会に布団を買い換えたという話はめったになく、今まで使っていたものを引っ越し先で使うことがほとんどです。
毎日使うものであり、自分になじむものなので引っ越しを機会に新しくすることもあまりないようです。
来月引っ越すので準備を進めていますが、ピアノを転居のときに持っていくのか手放すかが大きな問題になっているのです。
誰もピアノを弾くことはなく、新居に持っていくにもお金がかかります。
そうかといって、処分するだけでもまた費用がかかりそうですし、どうしたら良いのかわかりません。
譲渡先があれば良いのですが、探すのもけっこう大変です。
多くの方にとって、引っ越しの荷造りをするとき、どうしても緊張してしまうのは割れ物の扱いです。
どこまでも油断は禁物です。
包み方にもコツがあります。
包むものより一回り以上大きい新聞紙で、紙の中央に底面を置き、一個ずつ包んでいきます。
新聞紙を一枚ずつ丸めて、シワをつけておくと衝撃を和らげてくれます。
また、持ち手や取っ手など、飛び出たところがあれば、その部分だけを先に包んでしまいましょう。
どこからどこに転居するとしても引っ越しでダンボールを使うことになり、名前入りのダンボールを業者が無料提供することもありますが、有料のところもあるので、必ず確認してください。
そんなときはスーパーなど、大きなお店に行くと、不要になったダンボールをもらえるはずです。
当然ですが、サイズはいろいろあります。
荷物が入ったダンボールを縦横に積み重ねるので、同じサイズでなければ積み重ねるとき配慮が必要です。
お店などで、何かをしてもらったタイミングでいくらか包む、いわゆるチップの習慣は日本にはありませんが、引っ越しの時に限っては、業者に料金以外のお金を包むという人は相当大勢いるようです。
引っ越しという大仕事を、無事に済ませてくれたスタッフさん達に労りや感謝の気持ちにかえて、お金を包むとか、さらに飲み物や軽い食べ物、お菓子などを準備する人もいます。
当然ながら、こうした差し入れなどは、渡す必要はないのですが、大変な、気の抜けない作業をしているスタッフからすると、心付けをもらえるのはやはり嬉しい、というのが本当のところのようです。