何事もそうですが、引っ越しも段取りで決まります。
十分な大きさと量のダンボールを揃え、使わないものをまず梱包します。
引っ越し直前まで使う日用品を分けて、大まかな種類で分け、梱包するのが普通です。
ダンボールの表面に何が入っているか書いておけば荷解きの順番を考えられます。
電気、ガス、水道、電話など、ライフラインの移動手続きも抜け落ちないように気をつけてください。
引っ越しも一家で行おうとすると、当日はやるべきことに追われてしまい、作業だけで一日終わってしまうでしょうから、引っ越し当日の前にできそうなことはできるだけやっておいてください。
まず、上下水道をはじめ、電気、ガスなど、引っ越し後スムースに使えるようにしておくことは絶対条件としても、日用品など、引っ越す日まで使うと思うものは荷物の中でも目立つようにして、すぐ使えるようにしておくと楽です。
毎日快適に生活するために必要な環境は、住居の中だけだと思ったら大間違いです。
良好なご近所関係も住環境の一部です。
良好な関係を作るために、まずは引っ越しの時に挨拶をその日のうちに済ませるべきです。
挨拶の品を準備してから訪問することを忘れないでください。
簡単な挨拶と、ご近所に伝えなければならないことが言えれば良いので、良い印象が伝わるようにしましょう。
はじめの印象は、後々までの人間関係を決めるものです。
引っ越しを専門の業者に依頼すると、その費用は引っ越しの内容が変わらなくても引っ越す時期によって決まります。
年度末及び長期休暇中は曜日に関係なく繁忙期で依頼が重なるため基本料金そのものが高くなることが多いです。
このことから、できる限り繁忙期を外して引っ越しできればいろいろな意味でお得になってきます。
閑散期と繁忙期の差は、ほぼ倍になるケースも見られます。
世間的にも、引っ越し先の挨拶回りはお互いが気持ちよく生活するためにも大切ですよね。
ここで悩むのが贈答品でしょう。
その中身はともかくとして、のし付けをどうするのが良いのかで戸惑う方も多いようです。
ですが、そこまで肩肘を張ってかしこまる必要もありませんから、外のしで表書きには御挨拶を、のし下にはご自身の苗字を記名するように指定すれば良いでしょう。