先日、久々に慶次で連チャンしてひゃっほーい状態になり、何故か慶次熱が再発しつつあるうp主です。
そんなこんなで、以前使ってた慶次の小説コンテンツを見ていたらオイオイヨーなブツがwwww
書いた当初は恐らく斬が主流だった頃かと。
まさかの真剣ジャー×慶次の続き物を想定して作ったと思われる作品がありましたが、更新不可能(流石に真剣の方の記憶があやふやになってきてる)の為追記に投下してみる←
とりあえず、私は殿と同じくらい外道衆も好きです。
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突発的に浮かんだネタ的な何かや日常的な話が投下されます。 時々色々ぶっ飛んでいるのでご注意下さいww ##free_page(1)##
六門船に流れる胡弓の音。
その悲しい旋律は、聴くモノ全てを戦慄させた。
「…どうした、慶次」
「……どうも、せぬ」
胡弓を奏でる、異形ともいえよう姿の者―――慶次に声をかけたのは外道衆の総大将・血祭ドウコク。
その傍らで酌をする薄皮太夫も、心配そうに慶次を見つめている。
「いつもの胡弓の音色とは違う…。何か、心が落ち着かぬのであろう?それは、三味を奏でるわちきにはよく解る」
「…あ奴ならば、もっと巧く弾けたのであろう。そう、思っただけだ…心配をかけてすまぬな、大将、太夫」
「……」
慶次のいう“あ奴”。
それは、かつて慶次が外道に堕ちる前に愛していた…外道に堕ちる原因となった女性を指している。
ここにいてもこの気持ちは治まらない、と判断した慶次は現世へと赴いた。
慶次のいなくなった船内では、杖を持ったイカのような頭の外道衆―――シタリが慶次と入れ違いに入ってきた。
「莫逆の友、と信じた者が仕える国自体に裏切られたんじゃ、外道に堕ちるのも必定…そうは思わぬか?」
「かつて、シンケンジャーと共に時折立ちはだかった天下御免の傾奇者…それ程の者を外道にするだけの女と友…」
「…余程、友を…それが仕える国を信じていたのだろう。慶次の気持ち、わちきには痛いほど解る…不思議なものだ」
戦国の世で、志波家と共に時折外道衆と敵対していたあの傾奇者を外道にしたきっかけ。
それを知る三人は、精神的に脆くなっている慶次を思った。
―――――
チリンチリン、と鈴を鳴らすスキマセンサー。
その音に、屋敷で稽古をしていた現代のシンケンジャーは黒子達が持ってきた地図の場所へと赴いた。
「外道衆!」
「…来たか、シンケンジャー」
「!お前は…」
そこは何もない山岳地帯。
否、かつては春日山城のあった場所だ。
その城跡地を背に立つ、時代錯誤な陣羽織を羽織る男に、丈瑠達は困惑した。
「俺の名は前田慶次…十蔵と同じく、生きて外道に堕ちた者だ」
「生きて、外道に…!?それに、前田慶次って…」
「初代シンケンジャーと共に、外道衆と戦っていたお前が何故、外道に堕ちた」
志波の資料にも残されている前田慶次の名。
それに目を見開く五人に、慶次は歪んだ笑みを見せて言う。
「ハハハハハハッ!!何故、か。お前達には解るまい…信じていた者に…信じていた者が信じる主に裏切られ、大切な者を奪われた者の気持ちは!!」
そう言うと同時に朱槍を構え、外道の姿を取る慶次。
禍々しい位に強い覇気を纏う彼に圧されながらも、シンケンジャーは変身した。
「「「「「一筆奏上!…はっ!!」」」」」
変身したシンケンジャー五人の攻撃を簡単にいなし、じわじわと六人にダメージを与えていく慶次。
あまりにも強過ぎる―――ドウコクと一騎討ちをしてほぼ無傷だと資料にあった―――彼に、シンケンジャーはモヂカラを駆使して戦う。
…しかし、
「怒号」
「「きゃああああっ!!」」
「茉子っことは!!ッぐああっ!!」
「殿!!」
歴戦の猛者とも呼べよう慶次の前では餓鬼にも等しい攻撃でしかなかった。
たった一度の攻撃で変身が解けてしまい、満身創痍でその場に這いつくばる彼らを一瞥し、慶次は朱槍を投擲しようと構える。
だが―――
「…何の真似だ、十蔵」
「シンケンレッドを殺るのは、この俺だ。例え貴様であろうと譲るわけにはいかん」
背後に気配なく現れ、村正を構えた十蔵によって慶次は攻撃を中断した。
「……まぁいい。貴様如きにシンケンジャーが倒せるとは到底思えぬ。精々足掻けばよかろう」
「それはどういう意味だ、前田慶次!」
「…お主も奴らも、所詮は餓鬼。それだけだ」
餓鬼に言葉は通じんよ。
そう言い捨てると、慶次は一瞬でその場から姿を消した。
…というビバ☆中途半端!wwww
多分私は慶次に最後の台詞を言わせたかっただけなのかもしれない←
しかし酷い。
性 別 | 女性 |
誕生日 | 12月17日 |
地 域 | 北海道 |
系 統 | 普通系 |
職 業 | 教育・福祉 |
血液型 | A型 |