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84。

2020年もラスト一日になりました。






今年は、すべての人たちの生活が一変してしまった。





たくさんの方が亡くなり、





当たり前の日常がなくなった。








甲子園やオリンピックが開催されるはずの




未来が失われた。






たくさんの人たちの夢や目標が失われ





想いのやり場がなくなった。






終わりの見えない戦いが始まり、





来年どうなるかもわからない。






今よりマシになるのか





さらにひどくなるのか。







どんな2021年になるか、全くわからない。








失われた命や夢や日常ばかりに



どうしても目が行きがちだけど。








きっと今年だからこそ気づけたこともある。







今、私や周りの人たちが当たり前に生きてくれていること。





当たり前に仕事ができて




飲み会はできないけど、少人数で家でご飯をしたりすることができていること。






世界で一番大切な人が、生きてくれていること。






それがどんなに幸せなことなのか、痛感した一年でした。






あの子が生きていてくれているだけで




笑って生活してくれているだけで






もう他には何もいらないと思えてしまった。





でも、そばにはいない。




二度と会えない。





私が幸せにすることは許されない。







それでも、いいのか?




あの子が元気なら、もうそれでいい





そんな風に思い続けて、何になる?





そんな自問自答が、今年は特に強かった。





一人で過ごして、いろいろ考える時間が多かったからかな。






この自問自答に、答えなんか一生出ない。





もし、あの子だけを想い続けて



一生を終えるとしたら





私の人生、これで良かった





そう思えるのかな?






あの子には、決して届かない。


届いちゃいけない想い。







帰ってきてほしいなんて、もう言えない。





幸せにすることなんてできないから。






でも、想うことだけはどうしてもやめられない。





もう考えたくない




そう思うことがあっても





心が無になった瞬間に、いつでもあの子のことが思い浮かぶんだよ。





元気かな



泣いてないかな




大切な人は見つけられたかな







ほんとに毎日考えてるよ。






来年も、絶対に変わらないんだろうな。






それでいいや。





答えのない自問自答を続けながら




頑張って現実も見るよ。






絶対に忘れないけど、現実を生きるよ。









2021年。




大きな苦しみが始まった2020年から



一筋の光が見える年になりますように。







今年、夢や目標を見失った人たちが




新しい夢や目標を見つけられますように。







今年、大切な人を亡くした私たちが





悲しみを背負って、前を向いて歩き出せますように。









今、自分や周りの人が生きていることへの感謝を忘れずに、



しっかり生きていこう。





頑張れ、負けるな。


83。

「過去を嘆く今よりも

今を変えようとする未来への意志」





私が大好きな『プロポーズ大作戦』の


象徴的な言葉の一つ。






過去の失敗を過去に戻ってやり直す。




どれだけやり直しても、現実は変わらなかった。





現実を変えるには、




今の行動を変えるしかなかった。







今の私は、過去の失敗を嘆くことしかしてない。





あのとき、もっと大切にしてあげてれば





あのとき、何よりも優先してあげてれば





もっと、気持ちをちゃんと伝えていれば







そんなことばっかり。





どんどん歳を重ねて



大人になってるはずなのに





心は時間とともに勝手に成長してくれるわけではないんだね。





自分の考えを、自分で変えないかぎり





未来は変わらない。





今の無限ループから抜けることなんて、できないんだ。





でも、別に無限ループに一生いてもいいと思ってしまってる自分もいる。







人生で一人でも


結婚したい



すべてを尽くしたい




そう思える相手に出会えたのなら





たとえ叶わない想いだとしても





じゅうぶん幸せだと、思う。





そう、思い込む。






勝手に素敵なストーリーに仕立てて




誰にも話せないのに、美談に仕立て上げて






私はどうしたいんだろう。





あの子には、幸せになってほしい。





誰かと温かい家庭を築いてもらいたい。





子どもにも恵まれて





たくさんの愛情をあげて



たくさんの愛情をもらって





幸せを噛みしめながら生きてほしいんだ。





そんな幸せな未来に、私は登場しない。


登場してはいけない。







なら、自分の幸せな人生を



少しくらい描いていかないと。





あの子以外と、人生を歩む決意を。






そんな決意がもてる人と、出会えることを信じて。





きちんと、今を生きていかないと。






私があの子のためにやれることは




あの子との過去を嘆くことじゃない。





あの子とのことを過去にして




別の未来を描くことで、解放してあげるんだ。










ねぇ



ちゃんと笑顔で生きてるよね?






心から愛せる人と出会ったよね?






仕事も誇りをもって頑張ってるんだよね?













どうか、幸せに生きててください。





今年ほど、当たり前に生きてくれてることを願った一年はないよ。







今年ほど、身近な人が突然消える悲しみを感じた一年はなかったから。







私のことなんて、何も記憶に残ってなくていいから



とにかく平穏に生きててほしい。






苦しみに飲み込まれてないよね?





大丈夫だよね?






願うことしかできないし、



幸せを祈ることしかできないから




せめて、それだけは続けることを許してほしい。











2020.12.14




誕生日おめでとう。



どうか





どうか、幸せな日々を。


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