ようやく春休みですねー。
休みは仕事のことを考えずにのんびり過ごせるから嬉しい反面、
考えなくていいことを考えてしまうから辛くもある。
仕事のことを考えてる平日の方がよっぽど幸せなのかもしれない。
うちはいつまで自分の傷に甘えて生きていくのだろう。
もうあいつはいないんだってわかってる。わかってるよ。
やり直したい訳じゃない。
きちんとお別れがしたいだけなんだ。
それさえ許してくれないということは、
一生悩み続けろってこと?
一生苦しめってこと?
あいつはそれを望んでるの?
あいつが望んでるのならそれでいいよ。
でも、それならそれであいつ自身の言葉が欲しい。
ほんとにつくづく頭がおかしいなって思う、自分が。
周りには言えない痛み。傷。過去。
でも、一人だけ知ってる人がいる。ついあいつへの気持ちを話してしまう人がいる。
その子もまた、許されない恋をしてる。
一時期、うちはその子をあいつと重ねて好きになりかけた。
でも、その子はうちではない女の子と付き合い始めた。
うちは半年しかあいつと続かなかったのに、その子は2年以上続いてて。
悔しかったのか、認めたくなかったのか。
何度もぶち壊してやろうと思った。
でも、それよりもその子が大切だという気持ちが大きくて。
その子が好きなのではなく、その子に重ねてるあいつが好きだった。
やっぱりうちにはあいつしかいない。
でも、その子が泣いてるとあいつが泣いてるように思えて苦しかった。その子が笑ってるとあいつが笑ってるように思えて嬉しかった。
だから、心からその子の幸せを願った。
その子には「普通の」恋をどうしてもしてほしかった。
その子にまで報われない想いをしてほしくないんだ。
うちらの恋愛には未来がないんだよ。
それでも、その子は報われない恋をやめない。今でも続いてる。
なんでだよ。なんで男の人を好きになってくれないんだ。
目の前で悩んでる姿をみてると、あいつにみえて苦しいんだ。
もううちにはその子があいつにしかみえないんだよ。
それくらい、うちは重症なんだ。
その子にはうちくらいになる前に、取り返しがつくうちに、男の人と恋愛をしてほしい。
それが最近のうちの願いです。
……普通の恋愛ってなに?
東日本大震災から2年。
あの悲しみは今でも鮮明で、忘れられない。
今回の震災は、2万人が亡くなった一つの事件ではなく、一人が亡くなった2万件の事件である。
そんな言葉を聞きました。
被災した方々のために、何ができるだろう。もしかしたら自分にできることなんて何一つないのではないか。
そんなことを二年間考えてました。
でも、「忘れないこと」と「語り継ぐこと」ならできる。
なら、この二つだけは一生続けようと誓いました。
でも、直接この目で見ていないのに語り継ぐ権利なんてあるのか。
そう思い、一年前に一人で東北に向かいました。
訪れたのは、宮城県石巻市と女川町。
女川町は4年前に部活の大会でお世話になった宿がある地だったから、どうしても行きたかった。
でも、宿は跡形もありませんでした。
宿どころか、商店街ごと一切なかった。
宿の方々は無事だったということだけが、せめてもの救いでした。
一年前の時点では、復興には程遠かった。
二年たった今はどうなんだろう。
近いうちに再び女川町を訪れようと思います。
今回の震災で一番感じたこと。
会いたい人が生きている自分は、どれだけ幸せなんだろう。
愛した人が元気に生活している自分は、どれだけ恵まれているのだろう。
会いたい人が生きているのなら、会いに行けばいいと思った。
話をしたい人が生きているのなら、話せばいいと思った。
想いを伝えたい人が生きているのなら、伝えればいいと思った。
でも……どうしてもうちにはそれができない。
あいつの人生を、これ以上壊していいはずがない。
大切に想える人がそばにいることが、どれだけ幸せか。
一生をかけて、ひとりでも多くの子どもたちに伝えていきたい。
「明日がくるのは奇跡」だということを。
一日でも早い復興を願って、
自分がいま生きていることに感謝して、明日もこれからも全力で生きよう。