『一日一生』

まだうまく言葉にできないけど、

とりあえず言葉にさせてください。









この人間社会の中で


悩みをもっていない人なんているのかな



誰もが何かしら悩んでいる



人間関係


家族


恋愛


仕事


体のこと


将来のこと




他にもたくさん悩むことはある



それは子どものときも、

大人になってからも。






悩みがある人が弱いわけではない。



そんなことを言ってしまったら


この世に強い人なんていないはずだから。





では、その悩みとどう向き合うのか。



そこが大切で。





寝たら忘れる？


愚痴って発散する？


カラオケで大声で歌う？



ドライブに出掛けてリフレッシュする？








大人になると、向き合い方をいくつか見つけることができるようになる





でも、子どもでも大人でも


最良な選択肢は



誰かに話す




ことだと思う。





そうなると、今度は

誰に話すか


ここが難しいところになってくる





家族？

友達？

職場の人？


自分の境遇を分かってくれる人だからこそできる話はたくさんある


だけど

自分のことを何一つ知らない他人だからこそ、伝えることができることもある



だから

誰がいいのかなんて、一概には言えない




でも、自分の悩みを理解して寄り添ってくれる人は必ずいる。


絶対にいる。



いま、自分の周りにいなくて

この世にひとりぼっちだと感じている人にも


必ずどこかにいる。



まだ出会ってないだけなんだ。



そういう存在に

子どものころに出会える人もいれば


年老いてからようやく出会える人もいる。




でも、自分を理解して救ってくれる人は必ずどこかにいる。



自分では気づかなくても


絶対に助けてあげたい



と、自分のことを大切に思ってくれてる人はいる。




どんなに孤独に思える人にも



陰ながら助けてあげたいと思ってくれてる人はいるんだ。



「助けてあげるよ」

なんて、言葉にする人の方が少ないけど


心のどこかでそう思ってくれてる人はいる。






だから。





どうか自分はひとりなんだと思わないでください。

孤独を感じないでください。




家族がいなくても


友達がいなくても


働いていなくても





それでも、自分のことを心配してくれる人っているものなんです。




もしかしたら

よく行くコンビニの店員さんとか



昔面倒をみてくれた学校の先生とか



いつも使う駅の駅員さんとか





名前も知らないような他人かもしれないけど


それでも自分の存在を認め


心に留めてくれている人はいるから。






どうか、孤独を感じたら


力をふりしぼって、冷静になって、

周りを見渡してください。



これまでの生活を振り返ってください。







その場の絶望から


間違った選択をしないでください。





残された周りの人に終わりのない絶望を広げてしまうから



悔やんでも悔やんでも


一生かけても悔やみきれない苦しみを



たくさんの人に与えてしまうから





なにより


未来を消しても自分が助からない


幸せにはなれないんだ








いま抱えてる悩みには

必ず終わりはくる




終わらせてくれる人がいつか現れる





無責任だと思うかもしれないけど




必ずいつか終わるから




命を大切にしてください



周りに助けを求めてください


悩みを口に出してください



ひとりで早まらないでください






残されたこの痛みは一生消えない


なにかしてあげられたことがあるんじゃないのかと

たくさんの人が悲しむ










悩みは誰にでもある


だから

ひとりで悩まないでください



命を大切にしてください。