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小倉あん発祥の地でぜんさい

二尊院が、小倉あん発祥の地と知って、
どうしてもぜんざいが食べたくなった。

二尊院から少し歩いたところに、
嵯峨野の小倉山荘の地帯がある。

中岡慎太郎、坂本龍馬、武市瑞山、吉村寅太郎の
土佐四天王のこの像の近く。

団五郎という店に入る。

まずは、腹ごしらえということで、

年越しそばを兼ねて、にしんそば。
なぜか、京都名物になっている。
食べているときは、出汁が薄くて、
そばの味がしっかり口の中に広がる。
かといって、出汁だけを飲むと、味がする。
そばと出汁のぎりきりのバランスを計っている。
800円也。

さて、お目当てのぜんさい。

向こうが、普通のぜんざい。
切り餅に、栗が入っている。
手前は、抹茶ぜんざい。
もう少し、混ぜればよかったかな?
基本的に、さっぱりした味で、
抹茶ぜんざいは、さらにあっさりしていた。
各、600円也。

この辺りの散策は、
京都らしからぬ落ち着いたところ。
お気に入り。

落柿舎

落柿舎は元禄の俳人向井去来の住居だった。
去来は松尾芭蕉の門人であり、芭蕉は三度ここに来ている。

庵のすぐ前には、
樹齢300年とも言われる柿の木がある。
当時の庭に柿の木が四十本あり、
都からきた商人が一貫文を出して、
柿の実を買う約束をして帰る。
その夜のうちに柿の実は全て落ちてしまう。
翌朝さきの商人が来て、
こんなに落ちた柿を見たことがないと、
商人は買おうとしたことを詫びて、
お金を返してもらった。
このことからここを落柿舎と呼ぶようなった。

落柿舎の入口には常に蓑と笠がかけてある。
ここに蓑笠がかけてあったら在庵、
なければ外出中というしるしだったそうだ。
今は落柿舎のシンボルとして常にある。

庵といっても、ひとりが住みには、
ちょうどいい広さ。 

ちょうど正月の千両の生花もあり、風情が増す。

苔むした鹿威しの手水鉢。

南天の赤い実に添えて、珍しい白い実で紅白。

この落柿舎から、少し歩いたところに、
去来の墓がある。
去年もここで、
柿の実が落ちるのを眺めていたのだろう。

小倉山二尊院

二尊院の二尊とは、

お釈迦様(右)と阿弥陀様(左)が
祀られていることから。
人は誕生する時にお釈迦様に見送られ、
あの世に行くときに阿弥陀様が迎えに来られる。
残念ながらこの二尊を安置する本堂は、
改修工事のため、
直接は拝むことはできなかった。

ここにあるのは、幸せの鐘。
この鐘は平成4年に再鋳された。
1つつくと、生かされている自分の人生に感謝。
2つつくと、世の人々のしあわせに。 
3つつくと、世界平和のために。

この二尊院は、小倉山を背景に建っている。
小倉山と聞いて、ピンとくるかな?

ひとつは、小倉餡の発祥地。
あんこと言う方が、分かるかな。
ここでぜんざいなど食べたかったけど、
あいにく店は閉まっていた。

もうひとつは、

小倉百人一首の選定地。
かの藤原定家がここで、選んだと言う。
この選定地は、ここの他あと二つあった。

個人的には京都を一望する、
この地で選んだと思いたい。
いずれにしても小倉山のどこかで、
百人一首は選ばれたのは、間違いない。

2016年お節料理

新年、明けましておめでとうございます。
今年も、よろしくお願いします。

今年も社長から、お節が届いた。
「儲かってへんから、来年はないぞ」と
言われていて、
全く期待してなかったところに、届いた。


壱の重
伊達巻、海老姿煮、昆布巻、酢さごし、
黒糖ローストポーク、数の子、いくら醤油漬、
ひよこ豆、パストラミビーフ、かつおクルミ、
若桃の甘露煮。


弐の重
しいたけ焚、紅白かまぼこ、綱糸こんにゃく焚、
ふき焚、筍焚、金時人参焚、丹波黒豆、
れんこん焚、鯛の子の旨煮、
胡麻和えたたき牛蒡、くわい六角煮、紅白生酢。


參の重

田作り、ままかり青葉巻、鶏もも肉照焼、
豚角煮、鮭西京焼、笹団子、てまり餅、
棒だら旨煮、栗きんとん、帆立の旨煮。

家で作ると三が日過ぎても、残るお節料理。
これは、ほぼ元旦で食べてしまいそう。

どやさ

大阪に帰って来て、ビックリするのは物価。

焼鳥の吉鳥では、
焼鳥2串180円、生ビール280円。
スーパー玉出に入ると、関東にも欲しいと思う。

さて、本日お昼に入ったのは、
実家近くの大阪王将。

おお、ワンショットでは、入りきらない。
餃子、キムチ、唐揚げ、ビールの
おやじセットで1130円。
ミニもやしラーメンと、ミニ天津飯、
それに、

この麻婆豆腐の三つの日替わりで、
なんと税込580円!
ひとり宴会状態になってしまった。

ダイエットして痩せた3kgが、ピンチ。
炭水化物、南無阿弥陀仏。